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知ることと人間性の関係について Part 47

※確かに非常に厳しい霊的な修行やトレーニングをした人は、普通の人とは全く違った、素晴らしい精神的な境地に到達していたり、普通の人には全くわからないような、また全くできないような、ものすごい叡智や超能力的な力を持っていることも多いのですが、ただ、前にも述べたように、自分より上の人間がいるとか、自分より下の人間がいるなどというような感覚を、あまりにも強く持ちすぎていると、霊的には、多少危険なところがあります(ただし、そうした人に教えを請うのであれば、それ相応の礼節を尽くすのは、当然だとは思いますが・・・)(参考1参考2)。

※この世的には、そうした偉人観でも全く問題は起きないように感じられるかもしれないのですが、霊的、異次元的には、そうした偉人観を持っていると、特に死後の世界では、本当のその人自身の霊体と、多くの人々が強く信じ込んでいるその人のイメージ的な霊的、異次元的存在とに大きく分離して認識されるようになるようです。つまり、その人自身の霊体とは別に、多くの人々が強く信じ込んでいるイメージ存在のようなものが、まるで本人の霊であるかのように活動し始めることがあります。たいてい、そうした霊的、異次元的な存在は、多くの人々が、「この人は、こんな姿形で、こんなことをしゃべったり、こんなことをするだろう」と強く思い込んでいるようなイメージ通りの言動をすることが多いようです。

※ちなみにイメージ的な霊的、異次元的な存在は、まるでその人自身のようにしゃべったり、行動したりしているように見えるようなので、こうしたイメージ的な霊的、異次元的な存在達に合わせて、霊的な啓示やチャネリングのようなことを行ってしまうと、一見、そうした偉人や有名人とほぼそっくりのように感じられるのだが、よく調べてみると、いろいろと発言に間違いがあったり、いろいろと問題を巻き起こしてゆくような、いわゆる時折、世間を騒がすような、ちょっといかがわしい印象の霊的な啓示やチャネリングのようになってしまうことが多いようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2020年11月24日 9:03 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 知恵、正しさ



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