これらは前から何度も述べている「偽光界」という異次元世界をあらしめている、言ってみれば、肉体を持った人間や生き物や、また霊界や異次元世界にいる霊的な存在達の強い信念や思念の力を利用した、一種の霊的、異次元的なプログラムのような存在であるとも言えるようです。
こうした内容は、コンピューターや仮想現実の技術が進んできている現代の人間には、ある程度、わかりやすいと思うのですが、要するに物質的な枠組みが非常に希薄で、それぞれの人間や生き物などの魂の思念が、わりとそのままの形で実現してゆきやすい、霊界のような異次元世界では、多くの人々が、非常に強く信じ込んでいたり、ありありと深く考えたり、強く思い込んでいたり、さらには、強く怖れたり、望んだりするような強い思念というのは、様々な形で、かなり具体的な色や形を持って、実際に存在しているように見えたり、また、あたかもそうした存在が、実際に生きているかのように振る舞うこともあるのです。
そして、もっと不思議なのは、霊界のような異次元世界では、多くの人々が深く信じていたり、考えたりしている概念、例えば、「理想の愛」や「究極の知性」などというような宗教や哲学の概念が、まるで本当に生きている光り輝く存在のように見えたり、しゃべりかけてくるようなことがあったり、また例えば、「神の教え」や「カルマの法則」のような概念が、実際にいる神仏とは独立して、なかば自動的に多くの人々に対して、ある程度、強制的に従わさせようとするような、半法則存在のように振る舞うこともあったようなのです。
こうした存在達の中には、政治や歴史や哲学などの概念の塊のようなものもあったようなので、はっきり言うと多くの人々が、無意識のうちに心を閉ざして、大変な難しさや拒絶感を感じたり、様々な行為を恐れたり、さらには様々な超自然的な不思議な現象を体験する背後には、この世の人間の仕業ではなく、また霊や宇宙人の仕業でもなく、こうした霊界や異次元世界に存在している、様々な概念や用語などに関わるイデア的な存在の働きがあることも、結構たくさんあったようなのです。
Cecye(セスィエ)
2020年8月12日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 瞑想 / 知恵、正しさ