それから三つめは、先ほどから何度も述べているように現在、この物質世界は、だんだん霊的な世界になってゆきつつあるのですが、そうすると以前であれば、ほとんど全く気にかかることもなかったような他の人々や他の生き物達の喜びや苦しみを、いつの間にか、まるで自分のことのように敏感に身近に感じられるような人々や生き物達が、だんだん増えてゆくようになるかもしれないということです。
そうすると人類の社会は、これまでのように個人個人の好き勝手を追求してゆきがちな社会のあり方から、だんだん人類全体、あるいは、地球上の生命全体を一つの生命のように感じてゆくような、そうした集合意識的な生命のあり方に、だんだん変わってゆくのではないか、ということなのです。
そうすると、これは、ちょっと意外な話になってしまうかもしれないのですが、そうした本音の意識ベースの社会のあり方を求めるような人々や生き物達が、だんだん増えてくると、これまで多くの人々が一生懸命努力して築き上げてきた現在の私達の社会のあり方が、時として、非常に不便や不自由に感じられるようなことが起きてくるかもしれないのです。
そうすると人類の集合意識のあり方としては、これまでの時代と同じような、ごくごく普通の平坦な日常生活を積み重ねてゆくだけでは、だんだん満足してゆけなくなるので、時としては、非常に大きな社会改革のうねりが巻き起こったり、また、現在のコロナウイルス感染症の拡大のような形で、現在の社会のあり方を、いろいろな意味で大きくリセットしたり、新しい社会のあり方を、かなり急進的に求めてゆこうとするような出来事が、今後も、さらに増えてゆくようになるかもしれないということが言えるようです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年7月30日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 政治 / 時間と空間の秘密 / 現在のアセンションの状況 / 社会、文化 / 自然、生命
