今回の新型コロナウイルスによる感染症に関しては、ほぼ毎日のように様々なニュースで、「今日は、どこそこで何人感染した」というような単純な数字に基づく発表を聞くことが多いのですが、もう少し細かく見てゆくと、非常に健康な子供や若い人々が次々に感染して、みんな亡くなってしまうというのであれば、かなり恐ろしい病気ということになるのですが、すでに高齢であったり、元々、何らかの深刻な病気を抱えている場合には、はっきり言ってしまうと新型コロナウイルスによる感染症でなくても、毎年流行している風邪やインフルエンザなどであっても、場合によっては、重症化して命に危険が及ぶような、かなり気をつけなくてはならない病気であるようなところもあるわけです。
ですので、そうした観点から見た場合には、一部の人々が指摘している通り、現在の新型コロナウイルスによる感染症だけを、特に大きく取り上げて、怖がらなくてもよいのではないか、というような見方も確かに成り立つようなところがあります(というか、他の病気や怪我などに関しても、しっかりした注意や治療が必要なこともあります)。
また霊的な観点から言うと、前に人間の免疫力についての文章で述べたような形で、こうしたウイルスに対して、毎日、かなり気をつけて、心身共に少しでも、なるべく良いコンディションで過ごそうとしているような人々と、そうではなく、こうしたウイルスに対して、かなり他人事で、毎日心身共に、かなり荒れた生活を送っているような人々とを、果たして同じように扱ってよいのか、というような問題もあります。
それというのは、単純に言ってしまうと、ある程度、高い意識を持って、心身共に良いコンディションで過ごしているような人は、この世的な理由だけでなく、霊的にも浄化されたり、癒されたりして、よほど油断しているか、一時的にかなり体調が悪かったりでもしない限りは、こうした病気があっても、そう簡単にかかりづらいし、また、かかっても、わりとすぐに治ってしまうことが多いのではないか、と思うのですが、そうではなく、毎日、非常に不摂生、不衛生な荒れた生活を送っていたり、非常に荒れた精神性で生きているような人の場合(潜在意識的に、こうした病気を呼び込むようなものを持っていることも多いと思うのですが・・・)、はっきり言うと、新型コロナウイルスでなくても、こうしたウイルスや細菌などに少し接触しただけで、わりと簡単に感染してしまうのではないか、ということなのです(逆に強い免疫を持っていることがあるかもしれませんが・・・)。
ですので、この世的には、単なる発症者の数字しかわからないことも多いとは思うのですが、はっきり言ってしまうと、現在のような新型コロナウイルスでなくても、例えば、普通の風邪やインフルエンザなどであっても、「いくらなんでも、そんな不衛生な荒れた生活をしていたら、いつかは何らかの感染症にかかることになったのではないか」というような人々も数多くいるようなので、こうしたことに関しては、誰でも彼でも、すべて一緒くたせずに、もう少し冷静かつ客観的に、よく理解しておく必要があるのではないか、と思われます。
続く・・・
Cecye(セスィエ)
2020年6月30日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 私の霊的な仕事について