②どんな人であっても、あまりにも肉体や精神が不調になってきた際には、十分な栄養や休養やリフレッシュが大事である
二つめは、たいてい人間の体であっても、動植物の体であっても、本来の自然の中で生きているのであれば、かなりの強さを発揮してゆくようなところはあるのですが、ところが、どんな人間や動植物の体であっても、あまりにもその人やその生き物の心身の適正や能力を越えた使い方をしていると、どうしても、どこかの段階で、いつもと同じような活動はできなくなって、心身の不調を感じるようになってくるものなのです。
たいてい自然界の生き物の場合には、よほどお腹がすいたり、怪我などで動けなくなっている場合は別なのでしょうが、安全な場所でじっとして動かずにいたり、あるいは、本能的に知っている薬草を食べたり、体に擦り付けたりしていることが多いようなのですが、ところが人間の場合には、そうした心身の状態であっても、後天的な教育の影響などによって、いろいろなことを考えて、そのまま無理して、一生懸命、頑張ろうとすることが多いようなので、その結果、かえって大きな病気や怪我をして、大変な状況になってしまうことも多いようなのです。
そうすると、こうした病気や怪我などについては、いったい、どのように考えてゆけばよいのか、というと、はっきり言って、この世的な事情としては、なかなか休みがとれなかったり、金銭的な余裕がなかったりして、いろいろと難しいことは多いとは思うのですが、本来の人間の心身のあり方としては、普段の学業や仕事や生活では、できるだけベストを尽くして、一生懸命、頑張ったり、心身を鍛えて強くすることが、とても大事であると思うのですが、しかし、ひとたび自分の心身のコンディションが、普段の状況とはかなり違って、大きな疲労を感じたり、体に痛みを感じたり、精神的に病んだ感じになった場合には、あまり無理しすぎずに、学習や仕事や家事を減らしたり、早め多めに休んだり、栄養に気を使ったり、様々な気分転換をするなどして、心身のコンディションを整えることが、とても大切になるのではないか、ということです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2020年5月19日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 自然、生命
