こうした観点から見ると、例えば、カビの研究から抗生物質が生まれ、数多くの人々の命が助かるようになったことなどからも、ある程度わかるように、ほぼ全く同じような細菌やウィルスであっても、人間の肉体に害を及ぼすものもあれば、なぜか全く害を及ぼさないものもあるようなので、「病原菌だから、すべて薬で殺菌してしまえばよい」とか、「この細菌やウィルスさえ完全に死滅させれば、人間は絶対に健康になれるのだ」などというような、あまりにも極端な考え方はやめて、もう少し穏やかな寛容な態度で、「地球上、どこにでも細菌やウィルスはいるのだが、とりあえず人間の健康や生活に害を与えるような所には、有害な細菌やウィルスにはいなくなっておいてもらおう」とか、「そうした細菌やウィルスには、人間の健康や生活に害のあることはしなくても済むようにすればよいのではないか」などというような感じで、もっと穏やかで寛容な意識の持ち方をすることが、とても大切なのではないか、ということなどです。
そうしないと、いつの間にか肉体の免疫システムが、「この組織や細胞を完全に破壊すればよいのだ」などというような感じで、まるで永遠に続く闘争のための闘争を続けなくてはならないような状況になってしまい、単に体に害を与える細菌やウィルスを、体内から取り除けばよいだけの免疫活動のはずなのに、いつの間にか過剰に働いて、とても大変な病気の苦しみを味わうようになったり(ひどい風邪やアレルギーなど)、また自分自身の組織や細胞まで無差別に攻撃して、肉体全体がダメになって、死んでしまうこともあるようなので、こうした意識の持ち方には、とても注意が必要なのではないか、というように思われます。
続く・・・
追伸
現在、新型肺炎の中国での流行は、ほぼ終息してきて、今度はヨーロッパやアメリカで、だんだん流行してゆきつつあるのですが、霊的には、「あいつらが疫病神なんだ」とか、「あんな奴ら、この国から出て行ってしまえ」などという感じの強い差別意識や攻撃的な意識を強く持っているような国では、現在の辺りの時期は、そうした病が流行しやすい傾向があるようです(入国制限や一定期間の隔離など、この世的な政策はある程度仕方ないと思うのですが・・・)。
ただし、前にも述べたように多くの人々が予想しているよりも、わりと早い段階で、そうした国々での新型肺炎の流行も落ち着いてくる可能性があります。
Cecye(セスィエ)
2020年3月14日 9:04 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 自然、生命