3、霊的な能力がある人と、ない人との間に起きる様々な問題と、その解決策について
三つめは、ここからは多少難しい内容になってくるのですが、よく霊的なことに関しては、「優れた霊能力のある人であれば、すぐわかるのだが、そうした霊能力がない人には、全然わからないことがある」とか、また「普通の人には、当たり前の常識のように思われることが、時折、そうした優れた霊能者のような人物から、まるで完全な間違いのように一喝されることがある」などというような、いわゆる霊的な能力の違いによる、わかる、わからない、というような非常に微妙な問題が生じてくることがあります(よく考えてみると、どの分野でも似たようなことはあると思いますが・・・)。
それが原因で、よく世間では、「あの霊能者は、すぐに霊が見えると大騒ぎし出すのだが、普通の人には、何となく雰囲気がわかる程度で、ほとんど何のことだか、よくわからない」とか、「自分は霊的なことは、あまりよくわからないのだが、とにかく、あの霊的な力のある人の言う通りにしていれば、いつも良くなったので、おそらく、あの人の霊的な力は、本当なのだろう」とか、また「ある霊能者は、霊的にわかったことをそのまま伝えたようなのだが、どうも周りの人々には、全く理解してもらえなかったようだ」とか、「ある霊的な悟りの高い人に、ものすごく厳しいことを言われたのだが、結局、そこで気を引き締めておいたので、後で助かった」とか、あるいは、「あの時はどうかと思ったが、時が経ってみると、あの霊能者が言っていたことは、どうも正しかったようだ」とか、「やっぱり間違っていたのではないか」とか、さらには、「ある霊能者が霊視した内容を、別の霊能者は完全に間違っていると否定したようだ」とか、「自分は、本当に素晴らしい霊的な体験をしたと思ったのだが、普通の日常生活に戻って、しばらく経つと、そうした霊的な体験が、まるでみんな夢の中の出来事のように思われて、本当かどうか、よくわからなくなってきてしまった」などというような感じで、はっきり言うと、そう簡単には、いったい何が正しくて、何が間違っているのか、なかなか、よくわからなくなってきてしまうようなところがあるようなのです。
Cecye(セスィエ)
2020年2月10日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 予知、予言、未来予測 / 宗教、道徳