おそらく昔の人々は、そうした世界が、この物質世界と比べると、とても澄んだ、平和で美しい調和した世界のように感じられたので、人によっては、できれば、いつかは永遠に住んでみたい理想郷のように考えたり、またプラトンのイデア説ではないのですが、そうした世界に大きな異変が起きると、次いで、まるで鏡に映すかのように、この物質世界にも様々な異変が起こることが多かったために、この物質世界の元の「イデアの世界」のように考えていたことも多かったのではないか、と思われます。
こうした異次元世界は、この物質世界のわりとすぐそば、あるいは、まるですぐ裏のような異次元世界にかなり広大に広がっていたので、たいていの人は、意識がボーッとしている際や、睡眠中に夢を見ている際などに時々、その人の意識が霊的に共鳴するような形で、そうした異次元世界の体験をしていることも多かったようです。
ですので、おそらく、この地上の世界で生きている、ほぼすべての人が、そうした非常に自然の豊かな理想郷のような世界のイメージに関しては、わりと自然な感じで親しみや憧れを感じているのではないか、と思われます。
ただし後から詳しく述べますが、こうした異次元世界はすべてがすべて、そうした平和でのどかな美しい世界ばかりではなく、中には、いろいろと物騒な、かなり混乱した異次元世界もあったようです。
Cecye(セスィエ)
2019年12月6日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 時間と空間の秘密 / 現在のアセンションの状況