ここからが多少、ややこしくなってくるのですが、例えば、今日、その大学教授の人が、海にいるクジラに関して、非常に興味深い新しい発見をしたとします。
そうすると、なぜか不思議なことに、今から十数年前の少年時代のその人も、そうした未来の自分の人生の影響を受けて、突然、クジラに興味を持つと本屋や図書館に行って、熱心に調べ始めたり、また先生や友人に、しょっちゅう質問するようになったりして、にわかに、その人の過去の人生が大きく変わり始めることがあるのです。
つまり、こうしたケースの場合、現在、大学教授になっているその人の未来の人生が、過去の少年時代のその人の人生に大きく影響を与えてゆくようになるのですが、この後が、さらに少しややこしい話になってきて、そうすると霊的、というか、異次元的には、現在のその人の人生とは異なる、もう一つ別の並行世界が成立すると共に、そうしたクジラの発見をしなかったその人の人生と、そうしたクジラの発見をしたその人の人生が、まるで別人の人生のように二つに枝分かれしてゆき、そこから、さらにまた別の人生が枝分かれしてゆくこともあるなどというように、現在のその人の人生だけではなく、過去のその人の人生と、現在のその人の人生と、それから未来のその人の人生が、お互いに影響を与え合うような形で、次々とその人の人生の分岐が起きてゆくことがあるのです。
Cecye(セスィエ)
2018年1月27日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密