2、人類の中には、特殊な自然環境や、人間同士の社会条件によって、時折、現代人よりも、一回りも二回りも大きい巨人族のような人々がいたようである
二つめは、これは少しケースが異なるのですが、そうした形で地球の人類という種族の中には、何らかの特殊な自然環境や、人間同士の社会的な条件などによって、どうしても体が小さい人は生きてゆけずに、体が、より大きい人ばかりが生き残りやすいような状況に置かれていた場合には、例えば、長い年月の間に、日が強く当たる地域で、多くの人々の肌が黒くなっていったり、寒い地域で、多くの人々の体格が大きくなっていったりして、それぞれの地域の多くの人々の肉体や性格に多少の違いが生じてくるのと、ほぼ同じような理由で、現代の人類と比べると、一回りも二回りも大きい体つきの人間の種族が時々いたことがあったようです。
ただ、この場合には多少問題があって、そうした体の大きさが、そうした人間の種族の生存により良い状況をもたらしているのであれば、そうした人間の種族は、しっかり生き残ってゆけるのですが、例えば、急にそうした自然環境の中で、十分な量の食べ物や飲み物が確保できなくなってしまったとか、あるいは、突然、予期せぬ災害が起きたり、天敵のような存在が現れて、そうした種族が十分な優位性を確保できないような状況になってしまった場合には、どうしても、そうした人間の種族は、人類の歴史の中では、生き残ってゆけないようなところがあったのではないか、と思われます。
特にここ数百年の人類の歴史では、世界中で、銃や大砲のような強力な武器が大量に使われて、土地や資源の大争奪戦を繰り広げていたようなところがあったので、そうした歴史の経緯で、いつの間にか、そうした体の大きな人間の種族は、自然界の中での、彼らが生き残ってゆくための優位性が失われて、だんだん、いなくなってしまったのではないか、と思われます。
Cecye(セスィエ)
2017年8月8日 9:03 PM, 宇宙文明、古代文明