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人間の知性の働きについて Part 6

 そして十こめは、これはもっと深くて、知性の働きというよりも、ある種の霊的な「悟り」のような内容になってくるのですが、そのような形で様々な物事について、「ああ、このケースの場合にはこう、別のこのケースの場合はこう」というように非常に専門的かつ具体的に、いろいろな知識や技術や経験や考えをまとめて、いつでも使えるような知的な状態でいると同時に、精神的にも、あまりグラグラせずに非常に安定した人間性の高い精神状態でい続けられるような知的な状態のことを、普段、私達は、「あの人は、何でも知っている」とか、「あの人は、(何らかの分野の)すごい人なんです」とか、あるいは、そうしたことをもっとまとめるような形で「その分野に精通している」とか、「非常に達観している」とか、さらに場合によっては、「あの人は人間的にできている」とか、「あの人は悟っている」というような表現を使っているように思われます。

 ですから、こうした知的な働きのレベルになると、これは分野や程度は様々なのでしょうが、ここまで述べてきているような知的な働きを、かなり極めるような形で、何らかの物事について「非常に精通している」とか、「非常に達観している」とか、さらに場合によっては、「人間的にできている」とか、「悟っている」というような表現を使っているのではないか、ということです。

 このようなレベルになると、人間の知的な働きというよりも、ある種の「人間的な完成」や「悟り」のような精神状態を表しているように思われるのですが、大まかに言って、代表的な人間の知的な活動の内容としては、だいたい、以上のような十の内容があげられるのではないかと思われます(参考)。

 

 続く・・・

 

 追伸

 左側下のアーカイブのコーナーが変わりました。

 現在のブログのフォーマットは、2013年の始め頃に作ったものなのですが、それから3年が経って、左側のアーカイブのコーナーが、毎月毎月どんどん増えてゆき、だんだん超長くなってきてしまったので(その結果、ブログ全体のフォーマットが、すごい縦長になってしまっていた。笑)、左側のアーカイブのコーナーが短くなりました(その結果、またホームページが短くなりました)。

 

Cecye(セスィエ)

2016年6月8日 9:03 PM, お知らせ / 宗教、道徳 / 知恵、正しさ



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