③本当の生命存在と、そうでない存在の違いについて
三つめは、これも少し不思議な話になるのですが、実は、これはこの宇宙が始まる以前の「カオスの時代」のことがわからないと、少しわかりづらいような話になるかもしれないのですが、この宇宙では、そもそもほぼすべての生命存在が元々いたのか、いなかったのか、よくわからないようなところがあったということです。
これは少し理解が難しいと思われるので、もう少し細かく説明してみたいと思うのですが、大まかに説明するとデカルト的な哲学の自己認識の概念ではないのですが、この宇宙において、本当に生命、あるいは、そうした生命エネルギーの塊(かたまり)の魂のようなものがあるかないか、はっきりさせるためには、自分と言わず、他の人々や生き物と言わず、要するにそこに何らかのことを感じたり、考えたりしている意識存在のようなものがいるかいないか、ということを様々な手段で突き詰めていって、その結果、もしそこに様々なことを感じたり、考えたりしている存在がいる場合には、生命、あるいは魂のような存在がいる(つまり本当に生命のある、生きている存在がいる)と判断し、また、そこに何も感じたり、考えたりする存在がいない場合には、たとえ、そこに何らかのまるで生きているかのように振る舞う存在がいたとしても、それは、ただの物や機械仕掛けのロボット、あるいは単なる蜃気楼や、視覚や音声などの五感を伴う映像や仮想現実のような存在なのであり、生命や魂のような存在がいるわけではない(つまり、いくら本当に生きているように感じられたとしても、本当に生命のある、生きている存在がいるわけではない)というように判断すればよいということです。
Cecye(セスィエ)
2016年2月15日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命