三つめは、これは少し変わった話になるのですが、その人がいると、なぜかその人の周りが明るく活発な雰囲気になってくるとか、その人が一緒に仕事していると、なぜか周りの人々がとても生き生きして、創造的な仕事をするようになってくるなどというように、時々、非常に明るく活気のある雰囲気の人や非常に創造的な人がいるものなので、そうした人には、職場の中で少し上の立場になっていてもらうと、そうした人の関わっているような部署全体が、非常に活発で創造的な雰囲気になってくるようなところがあるようです(その仕事の内容にもよるのですが・・・)。
それから四つめは、これは時折、聞くような話になるかもしれないのですが、時々、会社の中に外部の専門家や経営コンサルタントのような人々に入ってもらって、様々な専門的なトレーニングを受けたり、自分の会社の状況を客観的に意見してもらうようにしておくと、ともすれば、非常に硬直化して、独善的になりがちな会社の状況が、ある意味、ドラスティックな形で一挙に改善されることがあるので、非常に良いようなところがあるということです。
※あと、様々な本を読んだり、専門家のレクチャーを受けたりするような個人の努力で、ある程度補ってゆけるようなところもあります。
それから五つめは、これはある程度、会社の中で出世した人は、みんな日頃から頭をひねっているような話になると思うのですが、どの会社であっても、ある程度、出世した段階になると、単に仕事を期限通りにきっちり仕上げるだけでなく、ちょっとすぐには馴染めないような、たくさんの細かい文字や数字の並んだ書類を眺めて、その時々の売り上げと経費の状況や、さらには、どうやって、きっちり利益を上げてゆくか、などというような、かなりシビアな様々な判断事について、結構真剣に考えざるを得なくなってくるものなのですが、この段階で、そうした仕事にあまり価値を見いだせなかったり、あるいは、それほど高度な能力を発揮できなかった場合には、たいてい、そうしたこととは、あまり縁のない実務的な仕事の分野に再び戻るようになってゆくことが多いようです。
Cecye(セスィエ)