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職業と人生 Part 29

 三つめは、これは時折聞くような話になるかもしれないのですが、人間関係というのは、ちょっとややこしいところがあって、なかには、相手のことがとても好きなのに、それをうまく表現できないために、ちょっと乱暴な表現をしてしまうとか、伝えるべきことをはっきり伝えてこないような状況も時々あるので、こうした状況の場合には、飲み会やお茶会のような場所にこまめに出席して、相手との距離を少し縮めてみるとか、誰か仲介者のような人に頼んで、相手にうまく自分の状況を説明してもらうような相手との距離を少し縮めるための行動が必要なケースもあります。

 四つめは、これは仕事の分野にもよるのですが、要するに相手がものすごい経験を積んだ熟練の職人のような人なので、そう簡単には、人を認めてくれないし、また褒めてもくれないし、場合によっては、あまり細かく教えてもくれない、というような一昔前の時代によくありがちな熟練の親父のような人であった場合には、これは覚悟を決めて、最低でも5年ぐらいは、ある程度、自分が自由にできるような熟練者になれるまでは、そうした熟練の職人の下で、しっかり忍んで学ぶしかないと思われます(つまり、この場合は我慢しかない・・・)。

 それから五つめは、これも個人的には、結構大変になるケースが多いのですが、その会社の上の人々の意見とは全然違って、現在、自分が、その仕事をしている現場の状況としては、とても大変な状況に陥っているとか、いっけん今は大丈夫そうだけれど、しばらくしたら、大変な状況になるような兆候があるにも関わらず、そうした意見を会社の上の人々が全然取り合ってくれないようなケースの場合には、できれば、私は、少々個人的に大変な状況になったとしても、逐一そうした現場の厳しい状況を、できるだけ、そのままの形で自分より上の役職の人々に伝えるべきだと思うのですが、ただし、もし、ある程度やってみても、何の手応えも感じられず、またその会社の将来性にも、あまり期待できないと判断された場合には、これはある程度、仕方ないと客観的に判断して、何らかの転職の手続きに入るのが賢明だと思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年4月17日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論



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