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職業と人生 Part 27

⑫職場の人間関係の問題について

 第十二は、これは、その仕事に就いたばかりの時点では、あまり気にされないことも多いのですが、何らかの仕事に就いて、ある程度、時間が経った頃になると、結構、大きな問題になってきやすいのが、他の人との人間関係の問題なのではないか、と思われます。

 それでは、学校ではなく社会の中の、特に会社のような所で、いったいどのような人間関係の問題が発生しやすいのか、というと、大まかに言うと、だいたい次のような五つのことが言えます。

 一つめは、言わずと知れた、その人と、特に上司や上の役職にいる人々との人間関係になるのですが、これは学校の人間関係とは全く違って、たいていの場合、何をやるにしても上司の方が、ほぼ圧倒的に上のことが多いので、要するに学校時代の人間関係で喩えると、常に学校の先生と一緒に様々な作業や交渉のようなことを、ほぼプロフェッショナル仕様でこなして、仕上げてゆかないといけないなどというように、はっきり言うと最初の時点から、かなり困難極まりない人間関係を強いられるような状況になるわけです。

 こうした状況を緩和するための対策としては、現在の日本の学校のあり方とはかなり違って、十代の中頃ぐらいになったら、あまりきつくない程度の何らかのプロフェッショナル的な仕事のアルバイトをやったり、また、もうはっきりと自分が将来行くべき道が決まっているような場合には、専門の学校や、半分職場のような所で、その道のプロのような人々に直接仕事の指導を受けて、そうした会社に入った時点から、もうすぐ現場で使えるようなセミ・プロフェッショナルに、あらかじめなっておくような対策が考えられます(現在の日本だと警察や消防団のようなところは、わりと単純にそうした教育の仕様になっているように思われます)。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2015年4月15日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論



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