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地獄について Part 7

③感情的に荒々しく不安定な人は、何らかの心を澄み切らせるための精神的な訓練をする必要がある

 第三には、これは、ちょっと難しい人がいるかもしれないのですが、実は死後、天国に行けない人には結構、明確な特徴があって、それは他の人を見ると、すぐに嫉妬心や怒りの気持ちがわき起こるような人や、すぐにパッと何か取りたい、盗みたいというような気持ちが出てくる人や、それから他の人を見るだけで、もうパッと反射的にその人の悪口が、次々と口から出てきたり、もうすぐにでも何か攻撃しないと気が済まないというような感情を持つ人のようなのです。

 ですから、こうした人は、何らかの学習でもヨガでも、宗教的な祈りや瞑想でも構わないのですが、ある程度の時間は、静かに一つの物事を考え続けられるような思索や精神統一の訓練をするか、あるいは、少し冷静になって、自分自身の心の中を穏やかに澄み切らせられるような精神的な訓練をする必要があるということが言えるでしょう。

 

④そう簡単には、他の人の責任にせず、自分なりに努力して、自分の幸福ぐらいはある程度、しっかり確保できるような精神性を身につける

 それから第四には、これはあまり言われないのですが、世の中には結構、いびつな精神性の人がいて、何があっても、「世の中や他の人々が悪い」とか、「自分には、何の落ち度も間違いもない」とか、「すべての責任を誰かのせいにしないと気が済まない」というような人が時折、見受けられるのですが、こうした精神性の人は、おそらく統計的にも、わりと短命になりやすかったり、また家族や友人と離反して、わりと薄幸な人生を送りやすい傾向があると思われるのみならず、たいてい霊的にも死後、天国のような穏やかな安らいだ世界に行くのは、とても難しいようなのです。

 ですから、こうした精神性の人は、できれば、子供のうちから家庭や教育機関などで、他の人のやった行為は、他の人の責任だが、基本的に自分がやった行為は、自分の責任になることや、自分が何らかの形で努力したことは、そうした努力の質や量に応じて、自分の成長や他の人々からの評価にしっかり返ってくることや、それから他の人々の評価や行動に関係なく、ちょっとした努力や工夫で自分自身の幸せや楽しみぐらいは、しっかり確保できるというようなことを現実の体験として、何度も何度も、しっかり学んでゆくことがとても重要なのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年3月26日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳



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