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霊的に見た地球の人口増加と生まれ変わりの状況について Part 3

②闇の勢力のマインド・コントロールの中には、多くの人々の幸福の実現のための出産や育児ではなく、単に不幸を拡大するための安易な出産や子育てに関する内容もたくさん含まれていた

 第二には、これは多少言いづらい話になるのですが、先ほど述べたような人類の潜在願望の世界には、明らかに闇の勢力から、かなり強力にマインド・コントロールされていた内容があるのですが、そうしたマインド・コントロールの中には、「とにかく、多くの人々に、無計画にたくさんの子供を産んでもらいたい」、というような内容も、かなり多く含まれていたのです。

 つまり、「子供を産み育てて、幸せな家庭や社会を作る」、とか、「子供と一緒に幸せな生活を送る」、というような幸福主義的な目的ではなく、「とにかく、子供を産むこと自体が幸せなんだ」、とか、「子供は勝手に育つから、放っておけばいいんだ」、とか、「子供は、親のものだから、別に子供を売り買いしてもいいし、子供を働かせて、こき使ってもいいんだ」、などというように、よく考えてみると、あまり知恵があるとも言えないし、また、本当は、単に混乱が拡大するだけの、かなり無責任な不幸な人生観に基づいて、子供を産む人々も結構たくさんいたのです。

 確かに、ほんの一昔前の時代までは、人類の種の保存本能として、結婚した男女には、何人も何人も、たくさん子供を産んでいてもらわないと、子供のうちから、次々と飢えや病気や怪我で亡くなってしまうことが多かったので、別にそうした考え方でも、ある程度、仕方なかったのかもしれないのですが、ところが、ここ数百年の間に、特に現在、先進国となったような国々では、食料事情や医療や衛生レベル等、あらゆる意味で生活レベルが上がってきたために、そうした考え方で、子供を産み育ててゆこうとすると、その後、あちこちで大問題が発生するようになってきたわけです。

 それで、ある程度、物質的に豊かになった国々では、「自分が経済的にうまく育てられるくらいの人数の子供しか産まない」、とか、「女性の仕事が、ある程度、一段落した段階で、結婚や出産を考える」、とか、また場合によっては、「一生結婚しないし、結婚しても子供は産まない」、というような人々が増えてゆき、ある段階から、かなり急激な少子化に直面するようになるのですが、そうした期間を、ある程度、経た後には、たいてい、そうした急激な人口の減少に対応するために、宗教や政府があらゆる方法で出産や子育てを奨励するようになったり、外国から移民を増やして、不足した労働力を補うような状況になることが多いようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2014年1月24日 9:02 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 社会、文化



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