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2013年11〜12月現在のアセンションの状況について Part 4

 長いので、来年にしようと思ったのですが、とても大事な内容だと思われたので、今日、載せておきます。

※お正月気分を楽しみたい方は、内容が、多少重いので、正月明けにでも読まれてください。追伸のところに、今年最後の私の挨拶が載っています。

 

4、偽光界に本拠を置く、無性空性なる魔の活動と、その対策について

 第四には、これは、先ほどから何度も述べているのですが、現在の地球は、これは、すべての地域というわけではないのですが、四次元の上の辺りで、多少、上がったり下がったりを繰り返すような状況になっているために、昔から、そうした四次元の上の辺りにあった「偽光界」(一種の偽天国のような所)と呼ばれる、ちょっと異常な異次元世界からの影響を非常に大きく受けやすい、ちょっと危険な状況になっています。

 この偽光界についての説明は、前から何度もしているので、それほど驚かない人も多いかもしれないのですが、今回は、そうした偽光界の中にいて、地球の歴史でも、宇宙の歴史でも、本当に数限りないほど、多くの人々や生き物達を苦痛や恐怖や狂気の極地に陥れてきた「空(くう)」の化け物、「無性空性(むしょうくうしょう)の魔」について、少しだけお話しておきたいと思います。

※これは、仏教の「無」や「空」の思想とは、あまり関係ありません。

 最初に、この特徴について、大まかに説明すると、こんな感じなのですが、例えば、みなさんが、何らかのお祈りや瞑想のようなものをしようとしていると、おそらく、当人としては、自分自身の意識の状態にも、また家や部屋の状況にも、それなりにかなり気を使っているはずなのですが、ところが、霊的には、もうすぐ側に目に見えない形で、まるで一種の空のような存在(ほぼ全く気配も感じられないので・・・)がパッと近づいてきて、みなさんの意識や体の状態に、いろいろな意味で、ちょっとした、すぐには見破りがたいような一種の霊的なトリックのようなものを仕掛けてくることがあるのです。

 このある種の空のような霊的な化け物の存在は、地球では昔から、ある程度は知られているのですが、要するに、社会的に見て、知性や仕事能力が高く、かなりしっかりしている上に、この世的な道徳心や霊的な直観も、かなり優れているような人であっても、その人の心の内の、ほんのわずかな弱点のような部分を瞬く間に見抜いて、攻撃してくる、本当に霊的な魔の中の魔のような存在がいる、ということなのです。

 もう少しこの無性空性の魔について、述べると、まず、これは霊的には、ほぼ完全に気配を消して、近づいてくることが多いので、はっきり言うと、ちょっとやそっと霊能力があるくらいでは、その存在にすら気付けない、ということなのですが、それでは、いったい、どのような霊的な攻撃を仕掛けてくるのか、というと、だいたい、主なパターンとしては、四つぐらいあります。

 まず一つめは、その人が最も気にかけていたり、潜在的に抑圧された、何らかの強い欲望のようなものを持っている場合には、あの手この手で、その人を周りの人々から、どんどん引き離しては、一人の世界に引きずり込んでゆき、その上で、その人が、「これだけは絶対に嫌だ」、とか、「これだけは絶対に守りたい」、とか、「手放したくない」、とか、「重要だ」、と感じているような内容に関して、様々な手段で追いつめてゆき、いつの間にか、「何をどうすればいいのか、全然分からない」、とか、「何が正しいのか全然分からない」、とか、「誰が本物で誰が裏切り者か、全然信用出来ない」、とか、「誰にも、そのことを話してはいけないし、絶対に逃げてもいけない」、とか、「絶対に完全に我慢しなくてはならない」、などというように、その人を徹底的に精神的に追いつめてゆくことが非常に多いです。

 二つめは、これはあまり知られていないのですが、実は、この無性空性の魔は、本人には、ほぼ全く分からないような形で、誰かとそっくりの姿形や性格の一種のコピー存在のようなものに化けては、その人の霊体、もしくは、精神にピタッとくっつくと、本人にもよく分からないような形で、その人の感覚や感情や意思を、いつの間にか、パッとすり替えるような形でコントロールしようとし始めることが多いです。

 三つめは、これは、よく精神異常者の話に見られるものだと思うのですが、要するに、この無性空性の魔は、本当にかなりリアルかつ本物らしい一種の幻覚や幻聴のようなものを見せてくることがあるのですが(実際に近くで、人の声や物音ぐらいさせてくることもあります)、それが非常に巧妙で、その人が心の中で、最も嫌だとか、本当に大好きと思っているようなものがあると、そうした切り口から、どんどん話を膨らませてゆき、ちょっと、どこかの昔話やSFやホラーの話で聞いたことがあるような枝葉をつけては、いつの間にか、「これが、しっかり出来ないと殺される(地獄に落ちる、みんなから袋だたきにされる)」、とか、「あいつさえ、何とか片付ければ、すべてうまく行くんだ」、とか、「絶対に寝ても休んでもいけない」、などというように、その人を心の底から怖れおののかせ、追いつめてゆくような精神的なトラップを仕掛けてくることがあるのです。

 これは、もし周りに、自分が心から許せるような家族や友人がいれば、わりと難なく抜け出せることも多いのですが、そうでなかった場合には、後から考えてみると、本当に訳が分からないと思うような内容で、だんだん心の底から追いつめられてゆき、極度の幻覚や疲労で精神病の症状になるか、また場合によっては、自殺や犯罪に走るようなケースもあるので、かなり問題が多い、ということが言えます。

 四つめは、これもかなり問題が多いのですが、実は、この無性空性の魔のエネルギー源というのが、多くの人々のマイナスの想念、つまり、ちょっと度を超えた怒りや恐怖心や欲望のような感情であるので、多くの人々にこうした想念を持たせるために、たいてい、わりと世の中が明るく平和になってきた、とか、わりと多くの人々が平安に幸せな気持ちを持つようになってきた、というような時期を狙って、次から次へと、世の中全体の様子を見ながら、パッとちょっと凶悪な殺人事件や大変な事故を起こして、再び、世の中を暗く騒々しい状況に揺り戻そうとしてくる、とか、ちょっと大きな異常気象や天変地異のようなものを起こして、そう簡単に多くの人々が豊かで幸福な精神状態にならないように大騒動をおこしてくるようなところがある、ということです。

 つまり、この無性空性なる魔は、単に幻覚や精神障害を起こすのみならず、現実にいろいろな出来事をあちこちで起こして、多くの人々を不幸に陥れられるような、かなり強力なパワーを持った異次元存在である、ということなのですが、ところが問題なのは、ちょっとやそっとの霊能力があるぐらいでは、この魔に打ち克つどころか、この魔の存在にすら全く気付けない、ということなのです。

 さて、それでは、この魔に打ち克つには、いったい、どうすればいいのか、ということなのですが、正直言って、これまでこの地球の歴史だけでも、実際に、この魔に陥れられたにも関わらず、死んでも全くこの魔の存在にすら気付けなかった人が山ほどいるので、この無性空性なる魔に打ち克つのは、そう簡単なことではない、ということが言えるのですが、大まかに言うと、だいたい、次のような三つのことが言えます。

 一つは、これは単純なことですが、確かに時には、一人で過ごすのも、とても気楽で良いとは思うのですが、できれば、何かあった時に、わりと気軽に何でも相談できるような家族や友人を、最低でも一人、できれば、4〜5人ぐらいは確保しておくのが賢明である、ということです(時々、相手の都合で、なかなか頼りにできないこともあるので・・・)。

 二つめは、これはあまり考えたことがないと思うのですが、時々、現在の自分の仕事や生活の中で、特に、「これだけはなくなったら困るなあ〜」、とか、「今は全然平気だけど、もし、この人がいなくなったら、結構、ダメージがあるかもしれないな」、とか、「何かあった時に、もしこれがなかったら、かなりまずいことになるだろうなあ」、というような、現在、及び、近い将来の自分に対して、もし、その人や、その存在がなくなったら、かなり大変なことになる、というか、かなり決定的なダメージを受けると思われるものは、何なのか、ということを、時折、真剣に考え直してみて、できれば、そうした現在の自分の仕事や生活にとって、最重要なものに対しては、二重三重に適度な安全策を設けておく、とか、人であれば、連絡を密にして、しっかり大事にしておく、とか、何らかの保険をかけておくように、あらかじめ準備しておくと、そのような形で、この世的にも、精神的にも追いつめられるような状況は、かなり阻止できるのではないか、ということです。

 三つめは、これはかなり難しいのですが、もし、高い目標を掲げていたり、結構、能力が高かったりして、わりと自分に厳しいタイプの人が、自分としては、これまでの人生では全く体験したこともないような形で、いつの間にか、肉体的、精神的、あるいは、経済的に、かなり厳しい状況に追いつめられてしまった場合には、これは、いついつまでと簡単に割り切って、期限をつけてもいいのですが、とにかく、そうした際には、それまでの自分のやり方や生き方には、ちょっとブレーキをかけて、少し休憩してみる、とか、家族や友人と気軽に話し合う機会を持ってみる、とか、少し余裕を持った、新しい考え方ややり方に変えてみる、とか、誰か信頼できるような人に相談してみる、というように、少し自分の生き方に変化を加えるようにした方が賢明です。

 それというのは、この無性空性なる魔が最も得意としているのが、わりと平々凡々とした自然体の生き方をしている人を陥れることではなくて、本当に心から真面目な、かなり努力家の優秀な人であるとか、あるいは、そう簡単には、へこたれずに、ちょっとしたことなら、何でも簡単に我慢してしまうようなタイプの人を陥れるようなことだからです。

 たいてい、こうした、この世的に、わりと優秀なタイプの人は、みんなから頼りにされている上に、わりと安心の目で見られていて、しかも、その人自身も、それをわりと当然のことのように思っていることが多いために、そうした無性空性の魔というのは、そうした、言ってみれば、多くの人々のキーに当たるような人物を狙って、次々とかなり巧妙な仕事や人生上の罠のようなものを仕掛けてくることが非常に多いのです。

 ですから、こうした、わりと優秀な努力家タイプの人は、もし自分の仕事や人生において、ちょっと、そう簡単には抜け出せないような厳しい試練や壁にぶつかったように感じた際には、あまり無理せずに(たいてい、本人としては、かなり抵抗感があるものなのですが・・・)、少し余裕を持った対策を打つのが賢明なのではないか、というように、私は感じております。

 

 長くなったので、続きは、来年、何日か経った辺りになります。

 

 追伸

 今年の初めは、何ヶ月かお休みにして、途中から再開したのですが、現在の時点で、記事数は、なんだかんだで、1400以上になってしまいました。

 この場を借りて、このホームページを応援してくださった方、特に定期購読してくださった方には、感謝の気持ちを伝えたいと思います。どうもありがとう!

 今年は、ブログの読者の方とも、わりと少人数ですが、お会いすることができたのですが、これは、私にとっては、とても楽しい体験でした。ただ、今年の中盤以降は、私の方がかなり忙しくなってしまうために、ちょっと、そうした時間が持てなかったのですが、また来年、しばらく経った辺りで、再び、そうしたミーティングの機会を持ちたいと思っています。

 本当は、できれば、わりと気軽な形で、毎月とか、定期的な形で、そうしたミーティングの機会を持てたらよいとも思ったのですが、そうすると、多分、今年の感じだと、中途半端な形で、他の人の人生に関与することになって、かえって、いろいろ混乱することが心配されたので、今年は、中盤以降は、そうしたミーティングの機会は、いったん延期にさせてもらいました(実際、多少、混乱した状況になりました)。

 現在の状況だと、「アセンション」と呼ばれる霊的な世界の変化は、まだまだ今後もそのまま続いてゆくと思われるのですが、ちょっと今頃の時期は、季節的なこともあり、体調的にも、精神的にも、多少、混乱しやすいようなところがあるので、多少、気をつけた方がよいようなところもあるようです。

 それでは、来年も、みなさんに良いことが、たくさん訪れますように。

 良いお年を!

 

 Cecye

 

Cecye(セスィエ)

2013年12月31日 7:17 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 現在のアセンションの状況



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