3、アセンションの進行により昔と比べると、霊界は、かなりすっきりと浄化されてゆきつつあるので、たいていの故人や先祖の霊は、最近だと供養される側から、地上の人々を間接的に守護するような立場に変わってきている
第三には、これも、かなり変わった話になってきてしまうのですが、現在も仏教や神道などの古くからの宗教において、非常に盛んに行われている、いわゆる、先祖供養というものがあるのですが、これが現在、アセンションの進行に伴い、霊的には、大きく様変わりしてゆきつつある、ということです。
それというのは、最近では、以前の状況と比べると霊界の状況が、あまりにもすっきりと浄化されてゆきつつあるために、この物質世界に生きている人々が、迷える死者を供養しようとする、というような霊的な状況から、その反対に、どちらかと言うと、そうした霊界にいる人々の側から、まだ物質世界において、迷った状態に甘んじなくてはならない多くの人々を何とか救おうとする、というような霊界の人々と地上の世界の人々との関係に大きく変わってゆこうとしている、ということなのです。
これも細かく話すと非常に長い話になるので、できるだけ手短かに要点だけ述べたいと思います。
まず第一には、これは、霊的に見ないとわからないような少し不思議な話になるのですが、例えば、どこかで先祖供養のような宗教儀式を行っているとすると、そうした物質世界の人々が、亡くなった故人や自分達の先祖と心の底からすっかり思い込んでいる存在は、言って見れば、一種の蜃気楼のような存在に過ぎなくて、実際の霊界で生活している彼らは、もう一段少し高い次元領域で、全く別の若い姿や生き生きとした面立ちで、そうして供養している地上の人々をちょっと心配そうに見守っている、というような霊的な状況になっていることが、非常に多いようです。
これは、地上の世界の人々が感じている亡くなった人々のイメージと、実際に亡くなって、霊界での生活に移行した人々の感覚が、まだまだ、かなり大きくずれ込んでしまっている、ということを意味しているのですが、実は、単にそれだけでなく、現在、アセンションの進行に伴い、以前の時代と比べると、それぞれの人の意識上での強い思い込みのようなものが、物質世界でも霊界でも、昔よりも、より濃厚にその人の意識の世界に反映されるようになっているからのようです。
第二には、これも非常に変わった話になるのですが、アセンションの進行に伴い、物質世界の人々よりも、霊そのものの存在である霊界の人々の方が、いろいろな意味で、霊的な目覚めや能力の拡大というものをより強く実感していることが多いために、はっきり言うと、これまで皆さんが、単なる故人や先祖の霊のように感じていた人々は、最近だと、ほんの一昔前であるならば、まるでちょっとした神仏と見間違うかのような知恵や能力や精神性の拡大を経験していることが多いのです。
つまり、前にも、このブログでは、アセンションの進行している現代の時代は、ほとんど大した努力をしなくても、自分の意識や知性や能力の拡大が起きてゆく不思議な時代である、という説明をしたことがあるのですが、そうした意識や知性や能力の拡大が、より直接的に実感されるような霊界の存在達というのは、まだまだ現在も、さまざまな形で地上の物質世界に制約されている私達物質世界の人々よりも、より大きな意識の拡大であるとか、愛情や知性や能力の拡大を経験していることが多い、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2013年5月18日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 仏教 / 宗教、道徳