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アセンションの進行に伴い、宗教的「苦行」の時代から、霊的、この世的「楽行」の時代へ、大きく変化してゆきつつある Part 6

②霊的宇宙的には、誰かの幸不幸は、他のたくさんの誰かの幸不幸の創造に直結するようなところがあるので、もし、不幸を大量生産しているような制度や組織があった場合には、幸福価値的な観点から、そうした制度や組織全体の見直しを行う必要がある

 第二には、これは、あまり聞いたことのない話になると思われるのですが、実は、先ほども少し述べたように、霊的宇宙的に見た場合には、「誰か一人が、不幸になると、その結果、その人とは、直接、関係のない、別のたくさんの誰かまで不幸になるし、また、誰か一人が、幸福になると、その結果、その人とは、直接、関係のない、別のたくさんの誰かまで幸福になる」、というような、「幸不幸の循環(影響)の法則」のようなものが、この宇宙には、存在しているのです。

 それゆえ、こうした「幸不幸の循環(影響)の法則」が支配している世界では、基本的には、自分のみならず、できるだけ自分の周りの人々の不幸をなくし、幸福を増やしてゆくことが、とても大切になってくると共に、もし、その社会の中の制度や組織全体が、なかば半自動的に、不幸を大量生産し続けるような状態になっている場合には、そうした制度や組織全体を、単に経済的な観点のみならず(つまり、黒字か、赤字か、というような理由だけでなく)、そうした「幸福価値」的な視点で見直し、できるだけ、不幸な人々を減らし、幸福な人々が増えるような制度や組織のあり方に、抜本的に直してゆく必要がある、ということです。

※基本的に、アセンションの進行というのは、多くの人々の潜在願望が、昔よりも、よりはっきりと現実化しやすい世界になる、ということなので、不幸指数の高い国や地域は、昔よりも、もっと、いろいろな面で、社会的にも、自然現象的にも、不幸なことが、より起きやすくなるので、注意が必要です。

 

③現代のような時代には、肉体的、精神的にきつい、苦行を行うよりも、霊的なことは、大切にしつつも、自分自身の心からの満足や幸福を得ながら、他の人々や生き物達に、いろいろな形で貢献するような仕事やボランテイィアを行う方が、より適切であると言える

 第三には、これは、あまり聞いたことのない話になると思うのですが、世の中には、普通、多くの人々は、嫌がるのだが、それをする人がいないと困る、とか、みんなが、あまり、やりたがらないのだが、それをしてくれる人が、少しでもいると、多くの人々が、いろいろな面で、本当に助かる、というような、ちょっと、日陰の世界に置かれがちの仕事が、たくさんあるものなのですが(昔と違って、現代だと、そうした仕事は、肉体的、精神的には、多少、きついのですが、たいてい、そこそこ高収入になっていることが多いです)、もし、自分が、「何らかの点で、どうもマイナスのカルマを、たくさん抱えているのではないか」、とか、「何となく、普通の仕事では、あまり、やりがいが感じられない」、とか、「もっと他の人から、直接、悦ばれ、感謝されるような、やりがいのある仕事がしたい」、というような願望、というか、強い衝動を感じるような場合には、単に、宗教的な苦行をするよりも、そうした、ちょっと、普通、多くの人々が、嫌がるような仕事やボランティアのようなものに就(つ)いて(決して、苦しんでやる必要はないし、それなりの対価をもらっても、全然、構わないと思うのですが)、少しずつ、自分のマイナスのカルマの清算を図る、とか、陰ながら社会に貢献する、とか、他の人々から、直接、悦ばれ、感謝されるような機会を持つことが、とても重要なのではないか、ということです。

 ですから、現代のような時代だと、昔のように、単に、肉体的、精神的にきつい、苦行のようなものをやるよりかは、できれば、霊的なことは、大切にしつつも、自分自身の心からの満足や幸福を得ながら、他の人々や生き物達に、いろいろな形で貢献するような仕事やボランティアのようなものを行うことの方が、より適切なのではないか、というように、私は考える次第です。

 

Cecye(セスィエ)

2012年7月24日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳



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