最近は、世の中全体が、ちょっと波動的に落ち着かないようなので、前に書きかけていた神仏や守護霊やハイヤーセルフとの霊的な交流の仕方について、述べてみたいと思います。
1、毎日の仕事や生活の中で、すさんで荒れがちな自分の心の状態を、時折、深い深呼吸によって、より澄んで安らいだ透明な心の状態に整え直す必要がある
まず第一に大切なのは、人間としての、毎日のいろいろな活動や悩みなどで、非常に荒れがちで、落ち着かなくなりがちな自分の心というものを、時々、客観的に見直してみて、そして、自分の心が、あまりにも荒々しく荒れているように感じた際には、ちょっと時間をとって、ゆっくりとした深呼吸を心掛けることが、とても重要になる、ということです。
こうした深呼吸の訓練は、ヨガや禅など、いろいろな所で教えられているので、そうしたさまざまな呼吸法の訓練をすることでも、ほぼ同じような結果が得られるのではないか、と思われるのですが、要するに人間として、生きてゆく上において、あまりにも自分の心が乱れ、イライラと荒々しい心の状態になっていると感じた際には、少し静かな時間をとって、体の力を抜いて、自分の心の波立ちから心を離して、自分自身の呼吸に意識を集中しながら、ゆっくりと深い深呼吸をすることを心掛けていただきたい、ということです。
そうすると普段の荒々しい心が、少しずつ落ち着いてきて、だんだん非常に澄みきり安らいだ透明な心の状態になってくると思うのですが、そうした非常に落ち着いた安らいだ気持ちにならないと、自分自身の高次元の意識には、原則、なかなか通じない、ということです。
2、自分の心の状態をある程度、鎮めた状態にすれば、霊的な存在との交流は、比較的簡単に成立するのだが、そうした存在との交流には、それ相応の危険もあるので、十分に注意する必要がある
第二には、こうした非常に安らぎ、落ち着いた精妙な心の状態で、自分自身のより精妙な意識や、「守護霊」や「ハイヤーセルフ」とも呼ばれる自分自身のより高次元の意識や、あるいは、自分が信仰している神仏のような光の存在達に向かって、自分の心の中で、何らかの問いを発してみて、その時に何らかの答えのようなものが、自分の心の中に返ってくるようなら、それで、そうした存在達と何らかの霊的な交流が成立した、ということになります。
ただ、こうした霊的な交流というのは、ある意味で、非常に危険な部分もあるので、それには、十分に注意する必要があります。
その注意点としては、まず第一には、これは、霊的なことに関しては、よほどのことがない限り、ほぼ絶対原則と言ってもよいような内容になるのですが、とにかく、地上の世界における仕事や生活は絶対に軽視せず、いかなる霊の言葉のようなものがあったとしても、そう簡単に、そうした霊の言葉に従った軽はずみな行動は、絶対にしてはいけない、ということです(気軽に何の問題もなく出来ることなら、それほど気にする必要はありませんが・・・)。
第二には、今の世の中というのは、大変、便利になっていて、そうした霊の言葉に頼る以前に、書店やインターネット上の知識や情報や、さまざまの専門家のアドバイスや、あるいは、いろいろな友人や家族との会話によって、解決できる問題も非常に多いので、まずは、そうしたこの世的な手段の行使は、絶対に手抜きしないようにする、ということです。
第三には、これは、ある意味で、当然のことなのかもしれないのですが、前にもたくさん述べてきたように、霊界、というか、目に見えない四次元の世界には、この世の常識が全く通用しないような霊的な魔物、というか、とんでもない偽神仏や悪魔のような存在がいるので、こうしたものと縁をつけるのを避けるために、たとえ、多少、霊的な交流のようなものができたとしても、いろいろな本を読んだり、いろいろな実習のようなものを行ったりして、この世的な知識の詰めというのを、ある程度、しっかり行ってゆくようにしておくことと、それと、この世的な仕事や学業や家事のようなものは、絶対に手抜きをしないようにして、この世的な足場を、そう簡単には、絶対に崩さないようにしておくことが、とても大切になります。
Cecye(セスィエ)
2012年1月23日 9:12 PM, Q&A / おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 瞑想