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よく日本人全体に昔の戦争の戦争責任があるみたいな説明が行われることが多いが、実際には当時の大多数の日本人には、ほとんど何の戦争責任もなかったのではないだろうか Part 4

 それともっと最悪なのは、多くの日本人が、あれだけ命がけで戦った第二次世界大戦に負けて、現代のような民主主義国家に連合国側に無理やりされた結果、過去の日本の歴史では、かつて全く見たこともないほどの大近代化と大工業化と大経済発展と文化の大興隆と多くの人々の自由の大獲得が起きて、結局、ほとんどすべての日本人は、ものすごく豊かで自由で幸福な社会に住めるようになったということです。

※学校で歴史を学ぶと、何となく明治維新以降、多くの日本人の生活が大きく変わったような印象を持たされるのですが、多くの日本人の生活が、今日のように物質的にも精神的にも非常に豊かに大激変するようになったのは、よく考えてみると戦後のここ数十年の話です。もし戦争で負けていなかったら、多くの日本人は、今頃、今の北朝鮮とほとんどそっくりの生活をさせられていたのではないでしょうか。

※実際、戦後の日本では、日本の開国以来というよりも神話の時代以来、かつてなかったほどの大きな経済繁栄が起きたので、戦後の好景気の名称には、「神武景気」や「岩戸景気」や「いざなぎ景気」といった、日本的ですが、まるで神仏の奇跡でも起きたかのような極めて縁起の良い名称が付けられています。

 つまり、はっきり言うと多くの日本人は戦争に負けて、結果として、とても豊かで幸せになったということなのですが、だったら最初から戦争しないでアメリカや国際社会の言いなりというよりも、当時の先進国で主流だった国連(当時は国際連盟ですが)による紛争の解決や民主化の促進や経済成長政策を、当時の日本政府の主要な人々が中心になって進めてゆけば、その方がよっぽど良かったのではないかということなのです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年8月6日 7:06 PM, 政治 / 教育 / 歴史 / 社会、文化 / 経済 / 軍事



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