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自分の気分が暗くなり、滅入るような情報に接する時間は極力短くし、できるだけ自分の気分がより明るくなり、ハイになるような情報に接する時間を増やすようにしてゆく Part 4

2、時々、自分の行動を客観的に見直してみて、自分が本当に心から幸福であると感じているものと、そうではなく、表向きは「楽しい」と言っていても、本当は「大変だ」とか、「つまらない」と感じているものとをしっかり分類し再検討してみて、できるだけ自分が心から幸福を感じられるような時間を増やしてゆく必要がある

 第二には、これは学校教育を長く受けた人には、結構難しいことなのではないかと私は思うのですが、そう簡単に難しい、ややこしいものを面白いなどと受け入れずに、時々、自分自身の正直な心に向き合って、自分が本当に心から楽しい、面白いと思えるような行為は、いったい何なのかということを冷静に見直してみる必要があるということです。

 つまり現代の世の中を見てみると、「あなたは、それをものすごく面白いと言っているけれども、横から見ている限り、あなたはずっと難しい表情をして、えんえんと考え込んだり、時には、ものすごく怖そうな表情をしているので、本当はその行為は、あなたにとって楽しい行為ではないのではないか」とか、「あなたは、それを最高だと言うけれど、横から見ている限り、あなたは、いつも疲れて青白い顔をしているし、いつも問題だらけだと言って困った顔をしているので、本当はそれは、それほど最高のことでもないのではないか」というようなことを多くの人々は、すっかりそれが最高の幸福であると勘違いしているようなところがあるということなのです。

 それゆえ、もう一度、自分自身の行動を客観的に見直してみて、自分は、本当は、いったい何を心から楽しいと思い、何をつまらないと思っているのか、ということをよくよく検討し直してみて、そして、できるだけ自分が心から楽しめるような時間を少しでも多く増やしてゆく努力がとても大切なのではないか、ということです。

 

3、現在の自分の抱えている問題が、何となく、ものすごく難しくて、ややこしいもののように感じられてきた場合には、人に話したり、紙に書き出したりして整理し直してみて、常に自分の考え方や、やるべきことが、シンプルでよく整理されている状況に保ち続ける必要がある

 第三には、現在、自分の抱えている問題が、何となく非常にややこしい難しいもののように感じられてきた場合には、そうした問題点や悩みを人に話してみたり、紙に書き出したりして(ワープロやコンピューター上でも構いませんが)、もう一度、よく整理し直してみて、常に自分の考え方や、やるべきことが、シンプルでよく整理されているような状態に維持する必要があるということです。

 つまり頭の中が、ごちゃごちゃして訳の分からないような状況になっていたり、自分のやるべきことが、何が何だかよく分からなくなっているような状況というのは、言ってみれば、「あれをやっても、これがうまく行かないし、これをやっても、あれがうまく行かない」などというように、いろいろなメリットとデメリットが複雑に絡み合って、相互の整理がつかないような状況になっていたり、あるいは、たくさんの問題がいっぺんに自分の身にのしかかってきていて、何が何だかよく分からないような状況になっていることが多いので、そうした際には少し時間をとって、「現在、自分は、いったいどのような問題を抱えているのか」とか、「それに対するアプローチとしては、いったいどのような方法があるのか」ということをある程度、冷静に考え直してみる必要があるということなのです。

 こうした観点から考えてみると、現在の学校のように「難しいことを終わらせても終わらせても、ずっと難しいものがある」とか、「早く問題を解決しても、ゆっくり問題を解決しても、いつも同じ時間の枠の中で、みんな同じ課題や問題をやらされ続けることになる」というような学習体験というのは、こうした「問題が出てきたら、すぐに解決して、全く問題がない状態にしてしまおう」とか、「常に自分の目の前には、シンプルによく整理された簡単な楽しい実行プランしかないようにしておく」というような考え方とは全く正反対の立場になってしまうので、それゆえ現在の学校制度というのは、多くの人々が生涯、より楽しく有意義な人生を生きてゆくためには、非常に問題の多い学習カリキュラムになっているということが言えるでしょう。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年7月24日 9:33 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観



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