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四次元世界について Part 3

3、四次元世界の上の辺りと下の辺りには、本当の天国や地獄ではない、一種の「疑似天国」や「疑似地獄」のような世界が存在していたが、これまでの光と闇の時代においては、こうした「疑似天国」や「疑似地獄」と、地上の世界の間で、本人としては、あまり強い自覚もないままに、何度も何度も、人間や、さまざまな生き物として、生まれ変わり続けるような事態に陥ることが、非常に多かった

 第三には、これは、あまりよく知られていないのですが、霊的に見て、こうした四次元世界と呼ばれる領域の少し上の辺りと、少し下の辺りを探すと、よく宗教で説明されている「天国」や「地獄」と、非常によく似た霊的世界があるのですが、これが、非常に問題で、前にも少し述べたように、こうした四次元世界にある天国や地獄と非常によく似た世界というのは、実は、本当の天国や地獄ではなく、闇の勢力によって、なかば人工的に造られた、一種の「疑似天国」や「疑似地獄」のような場所であった、ということなのです。

 そうは言っても、そうした天国や地獄の風景を見てみると、天国の方は、いっけん、非常に調和した、平和で穏やかな、まさしく、宗教書に書かれている通りの天国のように見えるし、また、地獄の方は、いっけん、苦痛や悲しみに彩られた、まさしく、宗教書に書かれている通りの地獄のように見えるので、肉体の死後、いろいろな経緯で、そうした疑似天国や疑似地獄を訪れるようになった人々というのは、それこそ、どこかで、自分で、はっきりと気がつくか、あるいは、誰かが、救いにでも来てくれない限りは、何十年でも、何百年でも、そこを本当の天国や地獄であると、心の底から信じ込んだまま、ずっと居続けるようになるくらい、そうした疑似天国や疑似地獄のような世界というのは、いっけん、本物の天国や地獄と、非常によく似た場所であった、ということなのです。

 例えば、そうした疑似天国の状況というものを、よく調べてみると、どれもこれも、何となく、ガチゴチとした、硬い印象を持つような建物や人間ばかりであったり、あるいは、いつも形式的で、格式ばった、宗教的な、きれいごとの説教や命令しか伝わってこない、などというように、言ってみれば、現在の地球の一部に存在している、独裁国家に住んでいる人々のような生活形態、つまり、その中にいる人々は、みんな、そこが、まるで最高の天国のように考えて、生活しているけれども、外部の人々から見ると、そこは、完全に外部から隔離された、異常なマインドコントロールや情報統制がなされた、まるで生きながらの地獄のような場所になっている、というような社会の状況と、ほとんどそっくりの霊界の状況が、そうした一部の疑似天国のような所では、これまで非常に永きに渡って、ずっと続いていた、ということなのです。

 また、疑似地獄の状況というものを調べてみると、ここも非常に恐ろしい世界であったのですが、大まかに説明すると、多くの宗教書に書かれている通りの地獄の生活が、そうした疑似地獄では、これまで非常に永きに渡って、えんえんと続いているのですが、ここで問題なのは、肉体の死後、こうした疑似地獄に堕ちてしまう人というのが、この地上の世界では、いっけん、そこそこ信仰深く、善良であるにも関わらず、心の奥底に、そうした宗教観に基づく、非常に強い罪の意識や恐怖心を抱えているような人々が、非常に多かった、ということなのです。

 つまり、生前の宗教的な教えとは、かなり違って、肉体の死後、あまりに強い罪の意識や恐怖心を抱えていると、そうした強い信仰自体が、あだになって、端から見ると、全く訳の分からないような、一種の「自己限定世界」とも呼べるような、疑似地獄のような世界に入ったまま出て来れなくなってしまうようなことが、これまでの時代には、非常に多かった、ということなのです。

 このように、この物質世界を離れた四次元世界の少し上の辺りと、少し下の辺りには、いっけん、宗教書に描かれている天国や地獄の描写とほとんどそっくりの疑似天国と疑似地獄のような所があった、ということなのです。

※前には、単に四次元領域にある「地獄」という名前で説明していたのですが、今回は、「疑似天国」との相対関係が、より分かりやすいように、「疑似地獄」という名称で説明しています。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2011年6月30日 9:26 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密



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