今回も、前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方は、もう少し前の所から、お読みになることを勧めます)。
※この文章は、前に書いた一連の文章の続きなので、一応、そのまま載せますが、最近では、かなり状況が変わってきつつある、ということを、念のため、付け加えておきます。
来たるべきアセンション後の世界における有力な二つのシナリオ
それでは、来たるべきアセンション後の世界において、私達を取り囲んでいる、この宇宙というのは、一体どのような姿に変わってゆくのか、というと、これに関しては、現時点では、大体、次のような大きく二つのシナリオが考えられています。
まず第一には、これは、かなり希望的シナリオなのですが、もし現時点の状況とほとんど同じような形でもって、地球や、この地球を取り囲んでいる宇宙全体の波動上昇、もしくは、次元上昇が、そのまま続いていった場合には、ほぼ間違いなく、前に述べたような、五次元以上の光の宇宙領域とほとんど同じような宇宙の状況に、地球を取り囲む宇宙全体の状況が、そのまま大きく様変わりする、というような未来の状況になるはずなのですが、ただし、これは、かなり希望的なシナリオであるので、私の予測では、現在の時点では、まだ、せいぜい、20〜30パーセント程度の確率しかないのではないか、というように率直に感じております。
第二のシナリオというのは、どちらかというと、こちらの方が、かなり有力な未来のシナリオになってくるのですが、そうしたアセンションによる波動上昇や次元上昇というものが、宇宙的、あるいは、霊的には、大体、2012年の末頃の段階で、ほぼ完全に完了したとしても、それが、地球の多くの人々によって、実際に確認され、認識されるようになるまで、数十年、あるいは、数百年程度の時間をかけながら、徐々に明らかになってゆく、というようなシナリオになります。
なぜ、こちらの方が、有力なシナリオになるのかというと、それは、この宇宙の創造主の意思として、地球の文明に対して、過度の激変や混乱というものをもたらすような状況というのは、極力、避けたいと考えている、ということと、もう一つの理由は、これは、地球に限らず、低次元の宇宙領域に存在している外宇宙の文明事情としては、はっきり言って、どこもほとんど同じような状況であるのですが、前にも述べたように、現在の地球においては、多くの人々の魂における潜在的な願望として、「どうしても、これだけは、一度は、表現してみたかった」、とか、「どうしても、これだけは、やっておかないと、絶対に気が済まない」、というような、これまでの非常に長い地球の歴史の期間における魂のストレスというか、魂の欲求不満のようなものが、まだまだ非常にたくさん充満したような状況になってしまっている、ということなのです。
それゆえ、いくら「アセンション」と呼ばれるような波動上昇や次元上昇があるからと言って、突然、現在の地球文明の営みを、大きく大変化させるとか、突然、一挙に何もかも古いものを消し去って、新しいものに変えてしまう、というような状況になってしまうと、これは、人類の歴史を見れば、よく分かるのですが、大きな革命が起きた後、すぐに古い時代への揺り戻しの運動が起きたり、あるいは、大きな進歩や変化が起きると、すぐに、その反対の古い伝統文化への回帰の暴動が起きたりする、などというように、実は、いくら本質的に、この上なく素晴らしい、まるで地球や宇宙全体の天国の世界への大上昇に当たるようなアセンションであるからといって、それを体験する、それぞれの魂達の立場としては、本当に、それが、すぐに起こって、良いことなのか、それとも、それは、単なる突然の迷惑な大混乱や、あるいは、末永く自分の魂の中に憤りや後悔を残し続けるような世界の大激変に当たるのか、ということは、実際、なかなかよく分からないようなところがある、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年6月1日 9:05 PM, アセンション・シリーズ 4 / アセンションする未来のシナリオ