今回も、前に書いた文章からの抜粋になります(途中からで、分かりづらい方が、カテゴリ—の「アセンション・シリーズ」の中から、もっと前の所から、お読みになることを勧めます)。
多くの人々が、現在、受け入れさせられている「時間」の概念は、霊的、宇宙的に見た場合、全く間違った内容となってしまっている
これも、現在の地球の常識であると理解するのが、非常に難しい内容の一つであるのですが、実は、前から述べているような、過去、現在、未来の時間の因果関係というのが、よく考えてみると、前後がひっくり返っていたり、いっけん論理的に非常に不整合である、と考えられるような箇所が、何カ所もある、ということにお気づきの方もおられるのではないか、と私は思うのですが、それが、現在の地球の常識的な時間論や、あるいは、科学的な立場からは、非常に説明の困難な内容の一つになっているのであって、それというのは、現在、地球人の認識しているような時間の概念というのは、霊的、あるいは、宇宙的に見る限り、次のような二つの点において、全く間違った内容であるからなのです。
霊的、宇宙的に見た、真実の「時間」の概念①―現在の地球の時空間のエネルギーラインは、本当は、未来から過去に向かって、時間が流れている
それは、一体、何であるのかというと、まず第一には、霊的、あるいは、宇宙的に見る限り、現在の地球の時間は、過去から未来に向かって流れているのではなく、本当は、未来から過去に向かって流れている、というのが、地球の時空のエネルギーラインの流れである、ということなのです。
現在でも、すでに一部の物理学においては、過去から未来に向かって、時間の流れる宇宙と、その反対に、未来から過去に向かって、反対方向に時間の流れる、もう一つの宇宙の存在というのが、仮説として述べられていたりするのですが、前にも少し述べたように、現在の地球の存在している時空間のグリッドというのが、五次元以上の高次元の光の宇宙領域から見ると、完全に時空的に陥没した一種のブラックホールのような世界になっているので、そのような時空的に陥没した一種の反世界のような時空間においては、実は、時間というのは、過去から未来に向かって、流れるのではなく、未来から過去に向かって、流れてゆくような、非常に特殊な時空間の状況というものが成立するようになっていた、ということなのです。
これは、一体、何を意味しているのか、というと、このような形で、完全に反転した時間の流れが成立しているような時空間の場においては、実は、そうした時空間を成立させるに至った、そのそもそもの根本原因というのが、常に過去ではなく、未来にある、というような非常に不可思議な因果律が働くと同時に、それにも関わらず、そうした未来の原因の結果は、常に過去の時間に成立するようになってゆく、というような、はっきり言って、今日の地球人としては、全く訳の分からないような、前後が、常に逆さまになるような時間的な因果関係が、常に常に成立し続けるような、非常に変わった世界になってしまう、ということなのです。
これが、このブログで述べているような非常に変わった歴史概念、つまり、今日の20世紀や21世紀の時代を、そのそもそもの歴史的な起点として、ここ数千年、数万年、あるいは、それ以上に渡るような地球の歴史や宇宙の歴史が成立してきた、というような非常に変わった歴史概念を成立させている、そのそもそもの成り立ちの理由である、ということなのです。
そうすると、ここで、もう一つ、科学的に、謎が発生してくるのですが、それというのは、もし、そのようにして、時間的な因果律が、完全に逆さまになっているのであるならば、それとほとんど同様に、霊的、宇宙的に見た場合、本当は、空間的にも、逆さまなのではないか、というような疑問が出てくるのではないか、と私は思うのですが、実は、こうした疑問というのは、ある程度、合っていて、実際、霊的、あるいは、宇宙的な科学の視点で見る限り、この地球周辺の時空間というのは、完全に逆さまの因果律が働くようになってしまっているので、その結果、地球人が、一般に認識しているような場所や方向の感覚というものに関しても、霊的、あるいは、宇宙的に見た場合、本当は、ほぼ完全に逆さまの状態になってしまっている、ということなのです。
これは、時間的に逆さまの因果律に関する説明以上に、このような短いページで説明するのは、非常に困難な内容の一つであるのですが、実際、霊的、宇宙的な認識としては、この地球周辺の空間における場所や方向の感覚というのも、ほぼ完全に逆さまなものとして認識されている、ということが言えるでしょう。
Cecye(セスィエ)
2011年4月18日 9:03 PM, アセンション・シリーズ 3