それでは、現在の多くの地球人が信仰している宗教において、一般に信じられているような「神」や「仏」、あるいは、「アッラー」と呼ばれるような超越的存在はみんながみんな、そうしたこの宇宙における闇の勢力の代表や出先機関のような存在なのか、というと、決して、そうではなくて、そうした闇の勢力以外に、もっともっと高次の次元領域において存在し、活動しているような、この宇宙の光の勢力の代表や、その使いのような存在達も大勢いるわけなので、それゆえ、一般に地球の宗教においては、こうしたこの宇宙における光の勢力の代表に当たるような「宇宙の光の創造主」や、あるいは、その使いに当たるような「光の天使達」(小さな神のような存在と言ってもよいのですが)に対して、信仰を立てていることが非常に多い、ということなのです。
しかしながら、ここまで述べたような説明からもよく分かるように、もし自分が何らかの信仰を持っていたとして、たとえば、その教会や寺院の一番奥、あるいは、一番高い所に神や仏やアッラーに当たるような、本当に自分が信仰している光の存在が祭ってあるにも関わらず、その手前、あるいは、それより一段低い所に、それとほとんど重なるようにして、そうした神や仏やアッラーとほとんどそっくりの「偽物の光の存在」がいたら、一体、どういうことになるのか、ということを考えてみれば、分かりやすいのですが、はっきり言って、こうした霊的な状況になってしまうと、どんなに霊的に優れた、あるいは、どんなに宗教的に優れた人間であったとしても、本当の神や仏やアッラーという存在は、一体、何を考えているのか、あるいは、一体、何を自分達に望んでいるのか、ということが、だんだん訳が分からなくなるような大変な事態になってゆくことが、非常に多かった、ということなのです。
Cecye(セスィエ)
2011年2月18日 9:21 PM, アセンション・シリーズ 1