今回も前回に引き続き、前に書いた文章からの抜粋した内容になります。
現在、私達が体験している時間の認識というのは、地球の時間で言うと惑星の歴史としては、すでに数千年を経過しているような非常に長い経験を伴った時間の認識になっているのですが、ところが、こうした大多数の地球人の持っているような時間の認識というのは、宇宙的に見ると、地球人の感覚で言うと、せいぜい数年程度の宇宙的な時間の間に発生した一種の時間の袋小路のような大混乱や大交錯であるというように認識されている、ということなのです。
こうした時空間に関する説明を手短かに説明するのは、非常に困難を極めるところがあるのですが、要は、宇宙的に見る限り、地球の特にここ数千年の歴史というのは、せいぜい数年程度の宇宙的な時間の間に地球周辺のすべての時空間が一種のクラッシュを起こして、大混乱し、大交錯すると共に、ものすごい大収縮を始めて、まるで小さく絡まった糸の塊のような状況になってしまっている、というような認識をされていることが非常に多い、ということなのです。
つまり、宇宙的に見ると地球の歴史のある時点において、地球周辺の時空間の波動があまりにも低く陥没し過ぎてしまったために、地球周辺の時空間のグリッドが完全に崩れてしまって、時間の流れや空間のあり方が高次元宇宙からのコントロールを完全に失い、そして、天文学で言うような一種のブラックホールのような状況になってしまっていた、ということなのです。
そして、その過程では、宇宙的に見ると空間と時間は完全に一セットの存在であるために地球周辺の空間だけでなく、時間も一緒にものすごい大収縮をしてゆくことになってしまったので、その結果、実は、宇宙的な時間の感覚で言うと、たった数年程度の時間の間に地球の歴史においては、瞬く間に数千年の時間が経過してしまうような時空間的な大異常事態が、この地球周辺の宇宙領域では発生していた、ということなのです。
それゆえ、これは、現在の地球の科学のレベルでは、なかなかよく分かりづらいような内容であるのですが、実は、こうした時空間の大クラッシュが起きる以前の地球の時空間の流れ、つまり、いにしえの時代に地球人が認識していたような超古代や古代の地球の歴史と、こうした時空間の大クラッシュが起きた以降の地球の時空間の流れ、つまり、現在、大多数の地球人が一般に理解しているような現代の地球の歴史とでは、本当は全く違った内容のものであった(この辺りの状況については、前にレムリア文明とアトランティス文明についての説明の最初の部分で少し述べています)、ということなのです。
追伸
今回は、あまり詳しく触れられなかったのですが、要は、こうした地球周辺の時空間の急激な低次元化の様子というのが、よく神話や伝説で述べられているような古代の理想郷のような世界の衰退や消滅の話であるとか、あるいは、そうした理想郷のような世界からの人間の追放のような話として、人類の歴史の中では、間接的な形で記録されている、ということなのです。
この話は少しややこしいので、また後日、もう少し詳しく述べたいと思います。
Cecye(セスィエ)
2011年2月13日 9:16 PM, アセンション・シリーズ 2