今回は、物質世界、並びに、異次元世界の空間に関する話の8回目になります。
ちょうどいい切れ目がなかったので、明日の分は、お休みにして、いつもは、2回に分けて、発表する分を、今回は、1度で、全部、アップしておきます。
高次元宇宙から見た宇宙の様子と、低次元宇宙から見た宇宙の様子とでは、次元のギャップから、全く異なって見える
前回のような空間の話を聞いた人の中には、「地球だけの話なら、分かるが、現在の宇宙探査では、地球以外の惑星の状況も、現在の地球の状況と、ほとんど変わりないので、その話は、矛盾しているのではないか」、というような感想を持つ方もおられるのではないか、と私は思うのですが、これは、現代の地球の科学力では、全く理解できないような内容になってくるのですが、実は、現在の地球から見た、太陽系の惑星である金星や火星の様子と、金星や火星から見た地球の様子というのは、前回、述べたような、大きな認識のギャップのために、全く違うものになっている、ということなのです。
つまり、現在の地球人の認識でもって、太陽系の隣近所の金星や火星を調査すると、現在の地球人の認識を、ほとんど、そのまま反映するような形の金星や火星の様子、つまり、灼熱地獄とか、荒れ果てた砂漠のように見えたり、また、探査機を送っても、ほとんど同じような物理的な状況が、次々と確認されることになるのですが、ところが、そうした金星や火星の人々、というか、もっと正確に言うと、現在の地球人から見ると、高次元宇宙にある金星や火星の人々から見ると、「地球人が、私達の星を見ると、いつも、あの景色になるのよね」、などと言って、よく顔をしかめていたりする、ということなのです。
もうすでにアセンションした金星や火星の状況と、まだアセンションしていない地球の状況とでは、多くの人々の認識だけでなく、物理的生活においても、全く異なったものになっている
これは、一体、どのような意味なのか、というと、実は、そうした金星や火星の人々というのは、現在の地球人から見ると、かなりずっと昔の時代に、現代の地球人が言うような「アセンション」というものを、すでに体験していて、それによって、大きな次元上昇が起きた、というか、もう少し分かりやすく言うと、そこに暮らしている人々の大きな意識の変化、というか、高揚によって、現在は、私達地球人が言うところの、いわゆる、よく「五次元」とか言われるような、高次元の宇宙領域で、彼らの大半は、非常に幸福な生活をするようになっていた、ということなのです。
実は、そうした彼らの視点から見ると、現在の地球というのは、低次元の宇宙領域、というよりも、もっと分かりやすく言うと、非常に巨大なブラックホールのまっただ中、と言ってもよいような、非常に真っ暗で歪んだ、特殊な時空間の領域の中にある一惑星のように見えていた、ということなのです。
ところが、不思議なことに、現在の地球というのは、そうした真っ暗なブラックホールのような領域のまっただ中にあるにも関わらず、そこにいる人々は、そこが、まるで、宇宙の中心のパラダイスでもあるかのごとく、完全に錯覚したまま、毎日毎日、自分達の置かれた本当の状況など、全く考えもせずに、生まれては死に、生まれては死ぬ、というような、ほとんど永遠に近いような輪廻転生の繰り返しをしている、非常に不思議な惑星であった、ということなのです。
つまり、もうすでにアセンションした金星や火星の人々というのは、現在の地球人の感覚で言うと、高次元の世界で、まるで、本当に至福の天国のような生活を、ずっと送っていた、ということなのですが、そうした彼らの目から見ると、現在の地球というのは、完全に真っ暗な低次元の宇宙領域のまっただ中にある、ものすごい地獄みたいな世界というような認識をされていることが、非常に多かった、ということなのです。
ところが、前に述べたような次元のギャップのために、大半の地球人には、そうした彼らの空間認識や楽園の生活というのは、全く理解できずに、地球こそが、この宇宙で、唯一の素晴らしい楽園のような世界であり、そして、すぐ隣の金星や火星の方が、完全に荒れ果てた、永遠の灼熱地獄や砂漠地獄のような世界である、と深く信じ込んでいる、というような、非常に不思議な認識のパラドックスが、これまで、非常に長い期間に渡って、成立し続けていた、ということなのです。
多次元宇宙の概念が、理解できない地球人には、すぐに宇宙人情報は、間違って、誤解されることになってしまいがちであった
これが、高次元宇宙と低次元宇宙との客観的な相対関係、あるいは、正世界と反世界との間の典型的な認識のギャップである、ということになるのですが、実は、こうした高次元宇宙と低次元宇宙の違いであるとか、正世界と反世界の認識のギャップというのが、これまでの宇宙人との交流やチャネリングにおいては、なかなか、うまく埋められないようなことが、非常に多かったために、それが、原因になって、多くの人々が、そうした宇宙人情報を、すぐに馬鹿にしたり、間違って、誤解するようになることが、非常に多かった、ということなのです。
ですから、実は、こうした多次元宇宙の概念でもって、この宇宙を見た場合には、たとえ、それが、同じ金星や火星の話であったとしても、「それは、一体、どの次元世界の話なのか」、とか、「どの次元世界から見た状態なのか」、ということまで、ある程度、冷静に理解しようとしないと、こうした宇宙人情報というのは、現代の地球だと、すぐに誤解され、間違って、受け止められてしまうような、非常に難しい要素があった、ということなのです。
Cecye(セスィエ)