今回は、時間の概念に関する説明の20回目になります。
高次元世界から見ると、過去、現在、未来の時間と言っても、単なる地理的な場所程度の違いとしか認識されない
これは前に書いた、この物質世界の時間の概念に関する補足的な説明になるのですが、実は、高次元世界から見た場合には、この物資世界で、私達が認識しているような過去、現在、未来というような時間の流れというのは全くなくて、すべて現在ただ今の全く同じ時間に起きている現象のように見えていたということなのです。
つまり、この物質世界で活動している人間や生き物達からこそ、すでに過ぎ去ってしまい、もはや、どうすることもできない単なる記憶や記録の中の出来事である過去の時間と、基本的に、いくらでも自由自在に変更可能な現在の時間と、それから単なる予測や想像を巡らすことしかできない未来の時間がある、というような時間の認識をされるのですが、それが高次元の世界から見た場合には、そうした物質世界の過去、現在、未来の時間というのが、まるで過去の国と、現在の国と、未来の国があるなどというように、一種の地理的な場所の違いのようにしか全く感じられない、というような非常に不思議な認識をされることになっていたということなのです。
そうすると、ここで、そうした高次元の世界の人々や生命達と、そうではない低次元のこの物質世界の人々や生命達との間には、そうした時間の概念に関する根本的な認識の相違、というか、大きなギャップが生まれることになってくるのですが、その内容としては、大体、以下のような三つのものになります。
①霊界や高次元世界の存在達は、物質世界の人々から見ると、かなり意外な提案や命令のようなものを、一方的に伝えてくることが非常に多かった
まず第一には、これは霊界や高次元世界の存在達の非常に大きな特徴の一つであるのですが、たいてい彼らと、私達物質世界の人間が、何らかの機会に交流するようになると、彼らは、まるで当たり前の結論でも知っているかのような口調で、「君たちは今、これを変えないと、もうしばらくすると大変なことになるよ」とか、「今のあなた方には、よく理解できないかもしれないけれど、しばらくすると、これは非常に重要な知恵になるから、この大事なメッセージを今すぐ、できるだけ多くの人達に伝えてほしい」などというように物質世界の生活をしている普通の人間の感覚からすると、かなり突飛、というか、かなり意外な提案であるとか、一種の命令のようなことを、一方的に伝えてくるような交流のスタイルになることが、この地球の歴史を見る限り、非常に多くなりがちであったということです。
②霊界や高次元世界の存在との交流を深めた人間は、考え方や言動が、だんだん、この世離れしたものになってゆきやすかったので、その結果、その後、大変、不幸な状況に陥ることが非常に多かった
第二には、これは物質世界の側の人間から見ると非常に大迷惑、というか、非常に大変な被害を被りやすかった内容の一つであるのですが、そうした霊界というか、高次元の世界の人々との交流が始まると、彼らとの交流の機会が増え、そして、その密度が濃くなればなるほど、そうした高次元の世界と交流している人間の考え方や言動というのが、だんだん、この世離れしたものになってゆきやすかったので、その結果、たとえ元々の動機は、そうした高次元の世界の存在の方も、この物質世界の人間の方も両方とも良いものであったとしても、そのあまりにも、この世離れした考え方や言動が、多くの人々の思わぬ誤解や中傷を引き起こすことになって、その後、この物質世界では、そうした高次元世界との連絡役を買った人々というのは、大変、不幸な状況に陥るようなケースが、これまでの地球の歴史では非常に多かったということなのです。
追伸
先週から、ちょっと忙しかったので、どう考えても、ブログのアップは無理だろうということで、少しお休みしましたが、再開しました。
以後、できるだけ何とか、うまくブログのアップを続けてゆきたいと考えています。
Cecye(セスィエ)
2010年10月21日 9:23 PM, 時間と空間の秘密