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高次元世界から見ると、過去、現在、未来の時間と言っても、単なる地理的な場所程度の違いとしか認識されない part 2

 今回は、物質世界の時間の概念についての説明の21回目になります。

 

③高次元世界の光の存在達と、低次元の闇の存在達は、私達のいる物質世界の過去、現在、未来の時間を、すべて同時に総合的に把握し、管理するような立場で、光と闇の戦いをしていた

 第三には、これは、これまで、そうした高次元の世界の存在達も、たいてい固く口をつぐんで、物質世界の人々には、あまりはっきりと教えてくれなかったような内容の一つになるのですが、実は彼らは、この物質世界の未来を知っていて、現在や過去の時代の人々に、いろいろなアドバイスをしていたのではなく、これは因果関係が複雑で、ちょっと説明が難しいのですが、喩えて言うと目の前に、まるで見開きの地球の全時代の歴史の大パノラマが広がっているとして、そうした世界の中に、いろいろな過去の時代のある地方や、それから、いろいろな未来の時代のある地方があるなどというような具合に、いろいろな時代のいろいろな地方の出来事が、非常に複雑な因果関係の中で、ややこしく組合わさった一連の巨大なパズル、もしくは、一連の巨大なゲームのようなものがあると想像すると非常に分かりやすいのですが、そうした地球の全歴史の巨大パノラマを見ながら、「この過去をこう詰めると、こういう未来になるはずだ」とか、「この未来は、多くの人々に大変な不幸をもたらすから何とか避けたいのだが、それをするには、どうしても、この過去の出来事が必要だ」などという具合に、非常にはっきりとしたある一つの明確な未来の目標点があって、その中で、できるだけ多くの人々や生命達が最高に幸福になれるような、最高にハッピーエンドになるような歴史のシナリオにするには、一体どうすればよいのか、ということを、日夜、「ああだ、こうだ」と、いろいろ考えているような光の存在達がいて、彼らが、「宇宙の運営のポリシーとして、確かにできるだけ個々の人間や生命の自由意志というのは尊重したいけれども、だけど、どうしても、こうした歴史のシナリオにならないと、多くの人々を最高に幸福にできるような、最終的な到達点に連れてゆくことができない」などというような具合に、この地球の歴史においては、そうした歴史の要所、要所で霊的、あるいは物質的な形で、何度も何度も、いろいろな歴史介入を行い続けていたということなのです。

 そして、そうした霊界、もしくは、高次元世界の光の存在達のことを、この地球では、「神」とか、「仏」とか、いろいろな名前で呼んで、強く信仰し続けてきたということなのです。

 ところが、その反対に、そこまで高次元世界とは言えないような、もう少し下の次元領域、つまり、「四次元」とか「幽界」と呼ばれているような異次元領域に自分達の居場所というか、隠れ場所をとって、やはり、そうしたほとんど似たような形の歴史パノラマを広げながら、「ここで、こういう歴史の状況に持ち込めば、完全に光の勢力を一網打尽にして、地上の世界の完全支配が実現できるはずだ」とか、「この時代のこの人物の活動を完全に阻止して、なし崩しにできれば、アセンションなど全く起きずに多くの人間や生物を、この物質世界に永遠に閉じ込めたままにすることができるはずだ」などという具合に、「ああだ、こうだ」とぶつぶつ、つぶやきながら、地上の多くの人々からすると本当にとんでもない、いろいろな悪事の画策事をしている闇の存在達がいたのですが、これが、いわゆる「闇の勢力」と呼ばれるような一群の「偽神」や「偽仏」、もしくは、本当の意味での「悪魔」として、この地球の歴史で多くの人々から散々嫌われたり、恐れられたりしてきた闇の存在達であったということなのです。

 そして、その歴史の大パノラマの先には、明らかな終着点があるのですが、それが、いわゆる「アセンション」と呼ばれる、そうした時間に束縛された歴史の世界の終焉(しゅうえん)、つまり、多くの人々や生命達の高次元世界への旅立ちと、それから、そうした時間に束縛された歴史の世界の中に、ほぼ半永久的に閉じ込められることになる「反アセンション」というか、別の言葉で言うと、「ディセンション」(造語ですが、時々、アセンションの反対の意味、つまり、次元下降の意味でよく使われます)のことであったということなのです。

 それゆえ光の勢力、つまり、本当の神や仏に相当するような高次元の光の存在達というのは、そうした歴史パノラマの中でのゲームセット、というか、そうした歴史パノラマ自体の完全な消滅である「アセンション」を目指すような、地球の歴史全体の因果関係の最終的完結のために日夜働いており、その反対にそうした歴史パノラマの中に、一人でも多くの人間や生物達を、できるだけ長く閉じ込めたままにして、そうした地球の歴史全体の因果関係が、いつまでも、もつれたままの完全にめちゃくちゃなカオスの状態に留めておこうとしているのが、偽神や偽仏、もしくは、本当の悪魔的存在であると言えるような一群の闇の勢力であったということなのです。

 

 これらが高次元世界の人々や生物達と、低次元のこの物質世界の人々や生命達との間の根本的な理解の相違、というか、大きな認識のギャップになっているということです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2010年10月22日 9:37 PM, 時間と空間の秘密



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