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霊的な観点から見た共産主義思想について Part 4

 それでは、共産主義思想には、いったい、どのような問題があったのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。

 

共産主義や社会主義の問題点について

 まず一つめは、これはとても難しい問題を含んだ内容になるのですが、そもそも共産主義で提示している理想そのものが、本当に多くの人々が求めているような完全な理想社会と呼べるようなものであったかどうか、というようなことが挙げられます。

 一般によく共産主義や社会主義の問題として、あげられる内容としては、「共産主義、あるいは、社会主義の理想に基づいて、一人一人の所有権を否定して、多くの人々が、土地や財産や収穫物や生産物のようなものをすべて共同所有にして、完全な平等社会を実現しようとしたけれども、一人一人の努力や能力や創意工夫の違いを認めなかったために結局、うまく行かずに、食料の収穫や工業的な生産物が激減して、かえって以前よりも食べ物に飢えたり、経済的に困窮する人々が増えるようになってしまったり、また過度なノルマや非効率的な運営によって、実際の状況と報告される数字が全く異なるような社会の状況になってしまったり、さらには裏で賄賂や汚職が横行するようになったり、とんでもない権力を持つ特権階級が現れるようになった」などというような話が聞かれることが多かったようです。

 確かに当時の時代において、生まれた時から、ずっと食うや食わずやの貧困状態に置かれ続けていた人々がたくさんいて、そうした人々の中に、ほんの一握りの非常に豊かな生活を送る大地主や大商人や、非常に強大な権力を持つ皇帝や貴族のような人々がいるような社会の状況であれば、そうした強大な権力を持つ人々を吊し上げて、裕福な人々の富を分け与えて、みんなで平等な富を持つ社会にすれば、とても良い社会になるように思えたかもしれない、ということはある程度理解できるようなところもあります。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2026年1月23日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 科学、テクノロジー / 経済



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