※ロシアとウクライナの間の停戦交渉の成り行きと、今後、予想されるロシアの未来の状況について
それでウクライナとロシアの間の停戦の交渉についてなのですが、2025年3月現在の状況としては、ロシア軍は、ウクライナの東部とクリミア半島を占領したままの状況になっているので、もし現在の段階で停戦交渉が始まった場合には、政治的な駆け引きとしては、現在の状況のまま、ロシアがウクライナの東部やクリミア半島をロシアの統治下に置いたまま、停戦状態に入ることは、政治的なシナリオとしては、十分ありえるのではないか、と思われます(現在、ウクライナ軍が占領している地域と一部交換することもありえますが・・・)。
そうするとその後は、ウクライナとしては、国家の再建と十分な防衛体制の構築、それからロシアとしては、国家の再建だけでなく、おそらく、できれば、欧米の国々からの様々な制裁の解除や、ロシアの軍事侵攻の後、瞬く間に止まってしまった欧米の国々からの投資や企業活動の再開などを強く望んでゆくのではないか、と思われます。
ところが、そこで問題になるのが、ロシアの国内では、ロシア政府の意向でいろいろ情報統制できるのかもしれないのですが、欧米の国々の政府や、それから様々な企業や個人の立場としては、「ロシアは、また突然、他の国にも軍事侵攻するのではないか?」「ロシアでは、突然、訳のわからない理由で身柄を拘束されたり、個人や企業の資産を没収されたりするのではないか?」「再びロシアで企業活動を始めても、本当に大丈夫なのか?」「ロシアの国力が回復してきたら、急に手のひらを返すように何か意地悪でもするのではないか?」などというような感じで、はっきり言って、欧米の国々から見たロシアのイメージや信用は、現在、かなり大きく低下してしまっているようなところがあるわけです。
Cecye(セスィエ)
2025年3月10日 9:03 PM, 予知、予言、未来予測 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済 / 軍事