先ほど述べたように霊的には、だいたいヨーロッパの東側からロシアの西側の辺りにかけて、天帝的な存在が統治している帝国主義的なパワーの働きかけがあったようなので(昔に比べると、だいぶ弱まっていますが・・・)、どうもそうした霊的、異次元的影響から、プーチン氏を初めとするロシアの指導者の人々には、まるで昔のナチスがネオナチとして、今にも再びロシアを攻め滅ぼしにやってくるかのような強い恐怖心を感じていることもあったようです。
しかし、よくよく冷静に考え直してみると、これは昔のスターリンやヒットラーがいた時代の話になるのですが、要するに昔のソ連は、共産党が支配する社会主義の国で、それから昔のナチスドイツも、正式名称は「国家社会主義ドイツ労働者党」のナチスが統治する国家社会主義の国であったので、確かに当時も、ものすごい敵対関係であった時代も長いのですが、時には突然手のひらを返すがごとく、お互いに手を強く結び合った時代もあったことからもよくわかるように、霊的には、わりと同じようなエネルギーが働きかけていたところもあったようなのです。
ですので現在も、プーチン氏を初めとするロシアの指導者達は、「ウクライナのネオナチを全部つぶすのだ」などと、かなり強い敵意を持って語っていることもあるようなのですが、かたや現在のロシアの側も、「平和を唱えていたが、突如、電撃作戦のように攻めていった」「自国民への少しひずんだ優越意識を持っていたり、他の国々の人々に対して、かなり差別的な偏見を持っていることがある」「自国を、古い秩序に対抗する新しい文明のように捉えようとすることがある」「独裁的な指導者が国家を統制的に支配している」「軍事侵攻すると住民投票を行なって、支配を正当化して、自国の領土に編入してしまった」「軍国主義的な国家運営になっている」などというように、要するに少し前のロシアは、もう少し違ったかもしれないのですが、現代のロシアは、だんだん時間が経つにつれて、彼らが一番大嫌いなはずの昔のナチスに似た国家体制になってゆきつつあるようなところもあるわけです(すべてとは言いませんが・・・)。
Cecye(セスィエ)
2024年11月16日 10:03 AM, キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 軍事