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霊的な観点から見た現在のアメリカ大統領選挙の動向について Part 24

アメリカのように非常に大きな大国の場合には、どんな優秀な人であっても、いきなり大統領にするようなことは避けて、まずは上院議員や州知事などとして、素晴らしい活躍ができることをしっかり見届けてからの方がよいのではないだろうか

 今後のアメリカにおいても、また世界の国々においても、ビジネスやエンターテインメントやスポーツなどの分野で素晴らしい活躍をして、大きな人気や知名度を得た人の中には、そうした成功を元手にして、政治の世界に挑戦してゆくようになる人は何人も出てくるでしょうし、また、そうして政治家になった人の中には、実際に大きな成果を上げられるような非常に優秀な人も、たくさん現れてくることがあるのではないか、と思われます。

 多くの人々の自然な感覚としては、政治の世界に関しても、経済やエンターテインメントやスポーツなどの世界とほぼ同じように、自分達がよいと思う有名人を好きに選べばよいのではないか、などと考えていることがあるかもしれません。

 しかし、ここではっきりと理解しておかなくてはいけないことは、そうした経済やエンターテインメントやスポーツなどの世界で成功した人が、誰でも彼でもすべて、政治の世界においても、うまくできるかどうかは、はっきりわからないということです。

 それゆえ、アメリカ合衆国のように非常に大きな大国で、しかも常にかなり高度な政治の舵取りが求められるような国の大統領を選ぶ際には、たとえ経済界やエンターテインメントやスポーツなどの世界において、一世を風靡するような素晴らしい活躍ができた人であっても、いきなり大統領になってもらうようなことは避けて、とりあえず最初は下院議員や上院議員、また州の知事などになってもらって、政治の世界のルールややり方をしっかり覚えて、できるようになってもらい、そして、それなりのしっかりした実績をあげるところまで、きっちり見届けた上で、「ああ、あの人なら大統領や副大統領になっても、十分いけそうだ」、あるいは逆に、「どうもあの人は前評判と違って、いろいろトラブルを起こすことが多いようなので、大統領には不向きだろう」などというように、アメリカの大統領にふさわしいだけの優れた政治家としての知識や人柄や能力が十分にあるかどうか、しっかり見極めるようにすることが、とても大事なのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2024年10月26日 9:05 PM, 予知、予言、未来予測 / 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 経済



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