三つめは、これは少し難しい内容になるのですが、かなり簡単にまとめて述べると、だいたい次のようなことが言えます。
たいてい、それぞれの国や地域の大多数の人々が持っている強い信念や価値観のようなものは、「これが絶対正しいはずだ」「これはこういうふうに考えたり、行動したりすればいいんだ」などというように、それまでの様々な学びや体験などによって、かなり強く思い込んだり、信じ込むようになってきたものであることが多いのではないか、と思われます。
そして一方、人間の感覚としては、そうした大多数の人々とは、かなり違った格好や言動をしているような人々を見ると、かなり奇異な目で見るだけでなく、時には、かなり強い反感や怒りを感じてしまうこともあるようです。
それゆえ特に近現代に入ると、他の人と違った格好や言動をしていたとしても、あまりにも反社会的な言動をしたり、暴力的な行為をしない限りは、そうした人間の自由な表現や行動も、なるべく偏見や敵意を持たない形で認めていってあげようというような社会のあり方に大きく変わっていったところがあるわけです。
Cecye(セスィエ)
2024年1月10日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 知恵、正しさ / 社会、文化