ここでもう一度、ここまでの話をまとめると、要するに現在の世界では、まずは現在の世界中の国々で生きている、それぞれの人や普通の学業や仕事や生活などがあって、その上でテレビやネットや本や、人づての話などで、普段の生活では、まずは見聞きすることもないような様々な情報を見聞きしながら、一人一人の人生を送っているわけです。
ところが人間というのは、非常に想像力や思考力が高い生き物であるので、そうした学業や仕事や生活などの普段の人生を送る中においても、時折、あるいは、しょっちゅう、そうして、すでに知り得た様々な情報の内容を思い浮かべたり、考えたりしながら、「ああ、あの話は面白かったなあ」「あんな凄い人がいるなんて知らなかった」「あの製品には、ものすごく驚かされたけど、一度、実物を見てみたいなあ」「ああいう人生が送れれば、素晴らしいのに・・・」「何か、あの人達のためにできればよいのに・・・」などというような感じで、その後も折に触れ、何度も思い返したり、他の人々と話し合ったりする中で、そうした毎日の人生を送り続けてゆくようなところがあるわけです。
つまり、はっきり言ってしまうと、この世界では、どんな人であっても、とりあえず、きっちりやらなくてはならない毎日の学業や仕事や生活を送りながら、そうした制限は、ほぼ全くないと言ってもよいような日々の想像や考えを巡らすような生活を送っているようなところがあるのです。
Cecye(セスィエ)