それでは、そうした際に人間ではない自然界の生き物であれば、いったい、どうしていたのか、というと、「それは、お前のものではない。俺のものなので、どいてくれ!」「いや、俺は今腹が減っているので、俺のものにしたいんだ」などというような感じで、そうした食べ物や縄張りや異性などを巡って、お互いにどちらが強いか威嚇し合ったり、戦い合ったりして、勝った強い者が、そうした食べ物や縄張りや異性などの所有者となり、負けた弱い者は、そうした食べ物や縄張りや異性などの所有権を手放さなくてはならないような状況になることが多かったようです。
※現在もアセンションが進行しているので、少しずつだとは思いますが、最近は、いろいろ変わってきているかもしれないのですが・・・。
人間の社会においても、大昔の部族社会などでは、そうした自然界の生き物に近い、様々な物や土地や異性などを巡る争いが多かったようです。
しかし、その後、人間は、ある程度大きな規模の社会を築くようになると、そうした形で人間どうしの争いが多いと、集団としての秩序やまとまりが崩れて、他の部族や民族や国などとの戦いに負けたり、内部でもめごとが増えて、止まらなくなってゆくような集団としてのデメリットが多かったために、そうした人々の集団の中で、大多数の人々がある程度納得できるような掟を定めて、それに則って、それぞれの人の所有権をうまく調整するようにしたり、また、そうした人々の集団の中で大きな力を持っている長や、まとめ役の人々に、できるだけ、それぞれの人が、しっかり納得できるような決裁をきっちりつけてもらったり、あるいは、そうした人々が、強く信じている神や精霊の占いなどによって、きっちり決めてもらうような形で、うまく解決しようとしていたのではないか、と思われます。
Cecye(セスィエ)
2022年6月13日 9:03 PM, イスラム教 / インド思想、ヒンドゥー教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 中国思想 / 人生観、世界観 / 宇宙文明、古代文明 / 宗教、道徳 / 政治 / 歴史 / 知恵、正しさ / 社会、文化 / 神道 / 自然、生命 / 軍事