それでは、こうしたことについては、いったい、どのようなことに気をつけてゆけばよいのか、というと、かなり大まかに要点だけを述べると、だいたい次のようなことが言えます。
これは多少、霊的な感覚についての説明になるのですが、簡単に言うと、もし自分が、何らかの新しい世界にすっかり夢中になったとしても、一日のすべての時間でなくてもよいのですが、時折、少し時間をとって、自分自身の心身の状態をある程度、客観的に見直してみることが、とても大事なのではないか、ということです。
そうして冷静に自分自身の心身の状態を振り返ってみた際に、わりと穏やかな調和した状態をある程度、きっちりと維持できているのであれば、それほど大変な状況になっていないと、客観的に判断してよいと思うのですが、しかし、そうではなく、そうして冷静に自分自身の心身の状態を見直してみた際に、例えば、いつも肉体的にとても疲れていて、ほとんど休みもとれていないとか、また精神的にも、いつも心の中がざわざわして、強迫的な感じで、とても焦ったり、怖がったりしているとか、あるいは、自分自身で冷静に考えて、判断しているのではなく、誰か別の人物(教祖的な人物も含めて)の言動や、周りの人々の言動などに、かなり盲目的に縛られるように動かされているような状況になっている場合には、自分自身の判断としては、どんなに素晴らしい人物の、どんなに素晴らしい活動であったとしても、いったん少し距離をとって、落ち着いて休みをとって、心身を休めたり、それ以外の様々な情報に触れたり、他の人の話を聞いてみたりするのが賢明なのではないか、というように思われます。
Cecye(セスィエ)
2021年12月22日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 政治 / 現在のアセンションの状況 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 社会、文化