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人間の知的な向上と霊的な悟りの関係について  Part 3

3、たいてい世間では、普通の世俗の人々と違って、非常に清く聡明で達観した精神性を持った人物を「悟っている」としてきた

 三つめは、これは昔から多くの人々の間で「悟り」と考えられていたような内容になるのですが、要するに多くの人々が、いつも非常に慌ただしく、せわしい日常生活を送っている中において、多少孤高な感じはするかもしれないけれども、常にその人だけは非常に清い感じがしていて、しかも非常に聡明で賢く、そして非常に達観した精神性を持っているような人物がいると、たいてい周りの人々からは、「ああ、あの人は、ちょっと悟った人だから」とか、「あいつは、とても人間ができている」とか、「あの人は神様みたいな人だから」などというように言われていることが多かったのではないか、ということです。

 ですから、こうした場合の「悟り」の意味は、大勢の普通の人々のあり方とはかなり違って、非常に澄み切った清い感じがしていて、しかも、とても聡明で頭がよく、それから精神的にも、ちょっと普通の人間離れした感じで冷静で穏やか、というか、非常に達観した物の見方ができることを言っていたのではないか、というように思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2021年3月12日 9:03 PM, イスラム教 / インド思想、ヒンドゥー教 / キリスト教 / スピリチュアリズム、霊界 / ユダヤ教 / 中国思想 / 仏教 / 宗教、道徳 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 神道



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