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霊的に見た病気や怪我への考え方について Part 3

 それでは、人間の人生において、できれば避けたい病気や怪我のようなものに関して、霊的には、いったい、どのように捉えてゆけばよいのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。

※これは現代的な医療を否定するような意味は全くないので、基本的には、普通の医療的な治療を受けることを勧めます。

 

①病気や怪我を通しての学びや成長や、人生の進路変更について

 まず一つめは、普通、どんな人であっても、そうした病気や怪我は、できるだけ避けたいと思うものなのですが、もし自分としては、ほとんど何も予期しないような形で、そうした病気や怪我のような大変な目に遭ってしまった場合には、単に再び、健康な心身の状態に戻れるように努力するだけではなく、できれば、「そうした病気や怪我を通して、自分が学ぶべきことは、いったい何なのか?」、また、「自分が改善したり、何か変わらなくてはならないことがあるなら、それは、いったい何なのか?」ということに関しては、ある程度、しっかりとよく考えて学び、その後の人生の指針にしてゆくことが、とても大切なのではないか、と思われます。

 また人によっては、単に不注意や不摂生で、そうした病気や怪我をするような状況になるのではなく、その人自身の潜在意識のあり方や、何らかの魂の強い意図として、そうした病気や怪我をするような目に遭う人もいます。

 つまり、その人の表面的な意識のあり方とは全く違って、その人の潜在意識のレベルでは、何らかの理由で、そうした病気や怪我を強く願うような意識の状態になっていることがあったり、また、その人の高次元の意識、あるいは、魂レベルの強い意志において、そうした病気や怪我を通して、そのままの人生の流れとはかなり異なるような、非常に大きな性格や人生観の変化や、非常に大きな人生上の進路の変更を強く促す際などにも、そうしたことが起きてくることがあるようです(たいてい病気や怪我のような大変な出来事ばかりでもないのですが・・・)。

 ですので、そうした人の場合には、残念ながら、いくらこの世的な治療やリハビリを一生懸命やったとしても、そうしたその人自身の魂レベルの学びや成長を得たり、さらには、もっと大きな魂レベルの心の方向性の変更をしないと、なかなか、その人が思ったような治療の成果が得られないこともあるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2020年5月16日 9:14 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 健康、医療 / 宗教、道徳 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 自然、生命



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