4、時には、病気や怪我などの体験を通して、大宇宙や大自然の中の生命の一つにすぎない人間のあり方を考え直すことも大事なのかもしれない
四つめは、これは少し違った話になるのですが、場合によっては、こうした病気や怪我は、ともすれば、常に「自分が」「自分が」とばかり思って、毎日の学業や仕事や生活に埋もれがちな人間の人生において、もっともっと大きな、とても大切な何かを思い出させてくれるような非常に良い機会になっているのかもしれない、ということです。
それというのは、現在の人類の社会は、非常に経済や科学技術が発達してきて、はっきり言ってしまうと、元々は、非常に大きな大宇宙や大自然の中の一生命にすぎない人間の立場を、かなり簡単に忘れさせてしまうようなところがあるからです。
つまり、特に現在のような経済や科学技術の発達した世界に生きている多くの人々の日常的な感覚としては、家や学校や仕事や、お金や財産のことや、テレビや芸能やスポーツやゲームのことなどで、はっきり言うと、ほぼ毎日、大自然の山や海や森や砂漠や、様々なきれいな花々や生き物達や、空や大宇宙のことなんて、ほとんど何も考えずに、せいぜい自分や身の回りの人間や、あるいは、人間が作り出したもののことばかりを考えて、一生を送る人々が多くなってきていると思うのですが、そうすると、どうしても元々は、大自然の中では、たくさんの生命の一つにすぎない人間のあり方を忘れてしまうところがあるのです。
Cecye(セスィエ)
2020年4月30日 9:03 PM, おすすめ記事 / スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 仏教 / 宗教、道徳 / 教育 / 現在のアセンションの状況 / 瞑想 / 知恵、正しさ / 神道 / 科学、テクノロジー / 結婚、家庭 / 自然、生命