2、宗教や霊的なことに、あまりにも、ごちゃごちゃした印象や不信感を感じるような人の場合には、世界の宗教や霊的な教えのエッセンスや、霊的なことを学ぶ際の注意点などについて、まとめられた文章を読めばよいのではないでしょうか
二つめは、たいてい、こうした霊的な知識や体験に関しては、少し前の時代であると、「とにかく信じないとわからない」とか、また、もっと極端な感じだと「絶対に疑ってはいけない」とか、「この真理の方が絶対に正しくて、それを否定する世間の方が間違っているのだ」などというような話を聞くことが多くて、普通の人には、かなりとっつきにくいところがあったように思われます。
それが21世紀初頭の現在の辺りの時代になると、昨今のスピリチュアル・ブームの影響もあって、そうしたたくさんの宗教や霊的な教えを、わりとフラットな立場で上手にまとめて、「世界の代表的な宗教の教えは、こんな感じである」とか、「スピリチュアルな教えの大まかなエッセンスは、こんな感じである」とか、「宗教や霊的な内容に関わる分野で、これまでに起きた大きな事件や問題は、こうしたものである」などというような内容が、少し調べれば、誰でもわかるような時代になってきているようなところがあります。
ですので、もし現在の段階で、こうした霊的な知識について、あまりにも、よくわからない感覚や、非常に強い怪しさや不信感を感じているような人の場合には、こうした霊的な知識を幅広く網羅するような形で、うまくまとめられた入門的な知識に目を通したり、また、そうした霊的な知識に触れる際の注意点について、ある程度、詳しく知るようにしておけば、わりと安全な形で、そうした霊的な知識の良いところだけを手に入れることができるのではないか、ということです。
※普通の学びと一緒で、霊的なことに関しても、単に知識を知るだけではなく、実際にいろいろ体験してみないと、なかなかよくわからないことが多いものです。しかし、たとえ霊的なことであっても、普通の人であれば、「こういう問題を起こすような人物や団体とは、あまり関わりたくないな」とか、「できれば、こういう大変な目には遭いたくない」などというような内容は、それほど変わらないようなところがあるので、ある程度、事前にそうした内容について知っておけば、単にちょっとやそっと霊的なことを学んだくらいで、それぞれの人の人生にそれほど大きな問題が生じることは、あまりないのではないかと思われます。
Cecye(セスィエ)
2020年2月7日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 教育 / 知恵、正しさ / 社会、文化