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学生時代に身につけておくべき社会人としての知識やスキルについて Part 3

2、できれば、学生時代のうちに社会人のあり方や仕事の仕方については、ある程度、実践的に学べるようにしておいた方がよい

 二つめは、これは先ほども少し述べたことになるのですが、学生時代のうちから親や親族の仕事の様子を身近に見て、いろいろな手伝いをしていたり、またアルバイトやボランティア活動などで、そこそこ責任を伴うような簡単な仕事の体験していていたような人であれば、もうすでに社会人になった段階において、「社会人になると、いったい、どのような心構えや能力が必要なのか」とか、「仕事というのは、いったい、どのようにしてゆくものなのか」などというようなこともある程度、よくわかっているような状況になっているものなのですが、それが、そうしたことが、まだあまりよくわかっていないような状況の人の場合には、はっきり言って、社会人になった段階で、もうすでにかなり大きな差がついているものなのです。

 ですから、こうした状況の違いから考えてゆくと、できれば、社会人になる前の学生時代のうちに、アルバイトでもボランティアでもよいので何らかの形で、社会人になった後の仕事に近い体験をしておくか、あるいは、学校の授業や行事などの一環で、そうしたある程度、責任を伴うような仕事をする機会を持つことは、とても大事になるのではないか、と思われます。

 ところが、そうした社会人になる段階で大きくつまづいてしまった場合には、その後、数年ぐらいは、当人としては、かなり予想もしていなかったような様々な挫折や困難によって、結構、大変な状況になってしまうことがあるし、また社会人になる段階で、あまりにも大きくつまづいてしまうと、その後、その人の政治や社会に対する見方が大きく偏向していってしまい、大した根拠もないのに、何事に対しても非常に批判的になったり、自暴自棄になってしまうようなことが起きたり、さらに場合によっては、だんだん、あまり良いとは言えないような形で人生が横道にそれていってしまい、様々な暴力や犯罪に関わるような行為や、反社会的な活動に関わるようになってしまうこともあるので、こうした点には、かなり注意が必要なのではないか、と思われます。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2019年3月25日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 成功論、繁栄論 / 教育 / 社会、文化



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