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学生時代に身につけておくべき社会人としての知識やスキルについて Part 2

学生時代に身につけておくべき社会人としての知識やスキルについて

 それでは、こうした現在の日本の社会の状況において、できれば、学生時代の間に身につけておくべき、社会人としての知識やスキルの内容としては、いったい、どのようなことが考えられるのか、というと、だいたい次のようなことが言えます。

※ここでは、現在の学校教育で、もうすでにある程度うまく行っているもの以外の、私が多少気になっていることについて、述べています。

 

1、できれば、子供のうちから国の法律に関しては、ある程度学べるようにしておいた方がよいかもしれない

 一つめは、これは前にも少し述べたことがあるのですが、普通、親元にいて、学校に通っているような子供時代とは違って、社会人になると、よほどのことがないと、その人のことを思って、強く叱ってもらったり、いろいろ細かく教えてもらうような機会は、非常に少なくなってゆくものなのですが、今日の社会を見ていると、いくら大人になって、その場の雰囲気や、強い衝動があったとしても、やってよいことと、そう簡単には、やってはいけないことがあるのに、なかなか、そうしたことの判断ができないで、時々、とんでもない事故や犯罪をやってしまう人が出てきてしまうようなのです。

 たいてい、そうした人というのは、そうした事故や犯罪を起こしてしまった後に、警察に捕まったり、知人やマスコミが大騒ぎし出したり、家族や友人にまで大変な迷惑をかけることになったり、さらには厳しい取り調べを受けながら長い間、留置場に入れられたり、裁判が行われて、何らかの厳しい刑罰を下されたり、被害者の人々に散々謝罪しなくてはならないような状況になって初めて、「どうも自分は、絶対にやってはいけないような、とんでもないことをしてしまったらしい」とか、「こんなことなら、もっと注意して、慎重に生活していればよかった」などと、かなり深く反省したり、後悔するようになることが多いようなのです。

 ですので私は、こうした社会の状況を考えると、できれば、社会人になる前の子供時代のうちに、「国の法律には、いったい、どんな内容があるのか」、また、「それを破った際に自分は、いったい、どんな大変な状況になって、どんな刑罰を受けることになるのか」、それから「他の人には、いったい、どんな迷惑をかけるのか」などといったことに関しては、少し具体的に学ぶようにしておいた方がよいのではないか、というような感想を持っています(参考1参考2)。

※国の憲法や法律というのは、子供の世界で喩えると、社会人の世界で生きてゆくための、言ってみれば、ゲームのルールに当たるようなものになります。ですので当然、そうしたゲームのルールをよく知っている人と、あまりよく知らない人の間には、長い人生の間には、大きな差が開いてゆくものですし、また場合によっては、そうしたゲームのルールによって、様々な優遇を得ることもあれば、また逆に時には、結構厳しい罰を受けることもあるので、できれば、わりと多くの人々が失敗しやすい、主だった法律の内容に関しては、人生の最初のうちから、ある程度知っておいた方がよいのではないか、と思われます。

※あと、外国に行く際にも、それぞれの国特有の習慣や決まり事があるものなので、こうしたことにもある程度、注意が必要になるのではないか、と思われます。

※単純に言って、世の中には、犯罪のことを非常に熟知していて、日常的に犯罪をしようとしているような人々と、それとは対称的に本当に無知や失敗や、ほんの些細な出来心から、そうした犯罪を犯してしまうような人々の二種類の人々がいるのではないか、と思います。私が特に残念に思うのは、たいてい、そうした日常的に犯罪をしようとしているような人々は、元からそうした犯罪に関係する法律や、警察に捕まった後の大変さをよくよく熟知した上で、そうした犯罪を犯そうとしていることが多いのに対して、単に無知や失敗や、ほんの些細な出来心から犯罪を犯すような人々に限って、そうしたことをほとんど知らずに、法律で罰されるような事態になって初めて、かなり深く反省したり、後悔するような状況になることが多いことです。ですので、そうした観点から多くの人々が、あまり深く知らずに間違いがちな法律の内容に関しては、できるだけ子供のうちから知っておいた方がよいのではないか、と考えているのです。

 

 続く・・・

 

 追伸

 明日はお休みになります。

 

Cecye(セスィエ)

2019年3月22日 9:03 PM, 人生観、世界観 / 宗教、道徳 / 成功論、繁栄論 / 教育 / 知恵、正しさ / 社会、文化



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