2、地球では一見、まだ、かなり下等で未発達の生き物であっても、外宇宙では、非常に高度な文明を築いている生き物も、たくさんいたようである
二つめは、これは、少しややこしい話になるのですが、現在の地球では、人間から見ると、一見、かなり下等で未発達のように見えるような生き物であっても、先ほど述べたような地球と宇宙の間の時空間のずれの関係で、外宇宙の惑星では、そうした生き物の見かけや性質上の特徴は多少残っているけれども、地球人から見ると、もう完全に高等生物というよりも、地球の人類と同等、あるいは、さらにそれ以上に高度に進化した文明的な生き物になっていることがあったようです。
そうすると、ここからがややこしいのですが、例えば、地球の人間が、そうした宇宙人や宇宙生物を見た場合、地球の生命環境では、ただの下等な未発達の生き物だと思っていたのに(地球上のそうした生き物の見かけや性質の痕跡は多少残っていることは多いようなのですが・・・)、非常に高度な科学技術に基づく宇宙船や機械類は持っているし、また、優れた知恵や精神性に基づく高度な宇宙文明も築いているので、非常に不思議な感覚を持つことが多いようなのです。
それでは、そうした宇宙人や宇宙生物の側から地球の文明を見た場合、いったいどんな感想を持つのか、というと、彼らのように非常に高度に進化しているわけではないけれども、彼らと見かけや性質がよく似た生き物が、地球では、とてもひどい扱われ方をしていることもあるので、彼らから見ると、まるで人間が奴隷にされたり、家畜や食用にされたりして、非常に残酷にむげに扱われているような印象を持つことも多かったようなのです。
そうすると、当然のことながら、そうした宇宙人や宇宙生物は、まずは普通は絶対に彼らの普段のそのままの姿で、地球人の前に現れてくることはないし、また現在の地球の人間がある程度、科学的にも精神的にも進化して、彼らを見ても、それほど大きなショックを受けたり、すぐに攻撃したり、逃げ出したりしないようになるまでは、現在の地球の人間には、なかなか接触しようとしてこないような状況になりがちであったということです。
Cecye(セスィエ)