4、人によっては、自分の気持ちが、ものすごくポジティブになったり、ネガティブになったりして、多少不安定になりがちになるかもしれないので、冷静に現実の状況を知るような努力が大事になってくるだろう
現在、多くの人々の間で、時折、かなり極端な感じで捉えがちな心の問題として、物事のポジティブな面か、あるいはネガティブな面のどちらか一方ばかりが、パッと目につくようになりがちなので、多少注意する必要があるようです。
つまり、実際の世の中というのは、たとえ、誰かのことが好きになったり、嫌いになったりしたとしても、本当に心の底から大好きになったり、大嫌いになったりするようなことは、あまりないと思うのですが、ところが現在、霊的異次元的に光と闇、あるいは、表と裏のような世界が、この物質世界に非常に近くなってきているために、本当にちょっとしたことで、自分は、ものすごく誰かに好かれていると思ったかと思うと、今度は逆に自分は、ものすごく誰かに嫌われていると思ったなどというように、はっきり言うと、かなり極端極まりない物事の見方になりがちなところがあるようなのです。
これと同じようなことは、それ以外の物事の見方にも現れていて、例えば、様々な物事に対して、「ああ、これは本当にすべて良いのだ」と思ったかと思うと、今度は逆に「ああ、これは、本当にどうしようもない最低のものだ」と思ってしまうなどというように、はっきり言って、よくよくそうした物事の現実の状況を調べてみれば、良いところもあれば、悪いところもあるなどというように、そんな極端に良かったり、悪かったりするような状況というのは非常に少ないものなのですが、なぜか、そうした現実の状況を無視して、かなり極端な物事の見方をしがちになってゆきやすいところがあるようなのです。
ですから、こうした現在の状況では、自分としては、「ああ、自分は、ものすごく嫌われてる」とか、「ああ、自分は、ものすごい大失敗をしてしまった」などというように、ものすごく落ち込んでしまったり、また逆に「自分は、本当にものすごく最高なんだ」とか、「自分は、ものすごく正しいので、他の人が、みんな間違ってるんだ」などというように、ものすごく有頂天になってしまったりして、非常に極端な考え方ばかりが思い浮かぶようになってしまった場合には、少し冷静になって、現在の自分の状況を、できるだけ客観的に把握し直すようにしてみたり、また他の人々の話をもう一度、しっかりと聞き直したり、調べ直したりしてみるような努力が、とても大切になってくるのではないか、と思われます(現実の状況を調べてみると、もう少し冷静に落ち着いた判断ができるようになるようです)。
Cecye(セスィエ)
2017年6月9日 9:03 PM, 現在のアセンションの状況