二つめは、これは現代の人間には、少し理解しづらい概念になるかもしれないのですが、実は一人一人の個の意識が非常に強い人間と違って、自然界の大多数の生き物達というのは、これは人間のような教育を受けていないことが大きな理由になっているのでしょうが、一つ一つの個の意識、つまり一つ一つの生き物がバラバラに分離しているような感覚が非常に薄いので、たとえ、そこに単に一つだけの生き物がいるとしても、たいてい、そうした生き物と同じような種類の生き物達や、あるいは、そうした生き物と何らかの形で関係のあるたくさんの生き物達との間で、霊的あるいは意識的に非常に強い連帯感や一体感のようなものを感じながら生きていることが非常に多いのです。
つまり、たとえ、そこに単に一つだけの植物や昆虫や魚やプランクトンのような生き物達が生きているとしても、そうした生き物達は、常に目に見えない形で霊的あるいは意識的に他の生き物達と非常に深くつながり合いながら生きているようなところがあるので、確かにそれぞれの生き物固有の個の意識というものもあることはあるのですが、それと同じくらい、そうした生き物の周りにいる同じような種類の生き物達や、あるいは、そうした生き物と関係のある他の様々な生き物達と、常に霊的あるいは意識的に深くつながり合うような形で生きているような感覚を持っていることが非常に多いということです。
Ｃｅｃｙｅ（セスィエ）
2016年2月19日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命
