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霊と肉体の意識活動について Part 52

 それから四つめは、今度は、あまりよくないタイプの生まれ変わりのケースになるのですが、今述べたようなタイプの生まれ変わりの場合には、たとえ他の生き物から見て、かなり早いペースでたくさん生まれ変わりの過程に入っていたとしても、基本的には、その魂自身のかなり明確な意思とコントロールの下で、そうしたたくさんの生き物としての生まれ変わりを体験していることが多いのですが、そうではなく、何らかの理由でその魂がかなりマイナスの意識状態に低下してしまい、その生命自身や、あるいは他の生命達に対して、非常に大きな害悪のある行為をし続けるような状態になってしまった場合には、その魂としては霊的な死の状態に入ってしまい、はっきり言うと、その魂自身の意思やコントロールがほとんど全くない状態で、あっちこっちと非常にたくさんの生まれ変わりの過程に入ったまま、なかなかそうした状態から抜け出られなくなってしまうことがあるのです。

※先ほど述べた「魂の死」というのは、その魂として消滅過程に入っているという意味なのですが、ここで述べている「霊的な死」というのは、その魂自身としての正常な意識活動がなくなって、言ってみれば、一種の記憶喪失やキチガイのような精神状態に陥ってしまっているというような意味になります。

 私の文章では、こうした魂の状態を「霊的なダークサイドに入ってしまっている」とか、「四次元以下の意識状態に陥ってしまっている」というような説明をしていることが多いのですが、仏教では、「魂が無明の状態に陥って、無数の輪廻を繰り返している」というような説明をしているようです。

 はっきり言って、こうした生まれ変わりの過程に一度入ってしまうと、それまでの普通の霊的な生まれ変わりの過程とは全く違った形で、この前、人間として生きていたかと思うと、次には、そうではない全く別の生物としての一生を送っているとか、そうかと思うと、今度は全然別の並行世界や異次元世界のような所に霊的に留まったまま全く出てこれなくなっているというような状況になりがちだったようなので、高次元宇宙から、こうした霊的な状況を見た場合には、本当にとんでもない魂の状態に陥っているとしか全く言いようがないような状況になっていたのですが、こうした霊的な状況は、現在、アセンションの過程で、だんだん全体としては収拾してゆきつつあるようです。

 

 続く・・・

 

Cecye(セスィエ)

2016年2月11日 9:03 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 自然、生命



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