2、現在の地球では、社会の近代化の影響で異次元世界にいた大勢のもののけのような存在達が、かなり意外な場所や時間に隠れて居座っていることがあるので、様々な注意と対策は重要である
二つめは、これはちょっとややこしい話になるのですが、実は長期的に見ると現在の辺りの時代は、特に日本のように急激な経済成長を遂げて、まだ数十年ぐらいしか経っていないような国や地域の場合、そうした急激な経済成長以前の多くの人々の生活様式と、そうした急激な経済成長以降の多くの人々の生活様式があまりに大きく変わってしまっているために、はっきり言うと、そうした少し昔の時代の多くの人々の生活の影のような世界にそっと隠れるように暮らしていた、もう一つ別の世界の隣人達、つまりそうした陰の世界に住んでいた人々や生き物達が、新しい時代の生活についてゆけなくなって、あっちでもこっちでも、ちょっとあぶれるような形で大混乱しているようなところがあったのです。
これはよくわかりづらいかもしれないので、もう少し具体的に説明すると、例えば、もう一つ別の陰の世界では、地上の世界において、少し昔の時代まではあちこちに当たり前のようにあった古い家屋や井戸や納屋や郷土品のようなものの裏側のような所に隠れるようにして、何十年、何百年、なかには何千年とほぼ同じような異次元世界の生活を送っていた者達が非常にたくさんいたのですが、ところが、そうした者達は現在のような社会の大変化についてゆけずに、新しく出来た家や空き家(廃屋なども)や、家の天井裏や壁の隙間や軒下や、物置や真っ暗な倉庫のような所にたむろするようにして、「古い家が壊されてしまったので、さあ、今度はどこに行けばいいのだろうか」とか、「どこか人間界の人が来ないで、安心してゆっくりできる真っ暗な狭い所はないだろうか」とか、「昔はこうやって家の子供と楽しく遊んでいられたのに、最近の子供はテレビや携帯やゲーム機ばかり見ていて、全然自分達と遊んでくれない」とか、「昔は簡単に人に取り憑けたのに、最近は世の中がだんだんきれいになって澄んできたので、そう簡単に人の生活をのぞき見たり、取り憑けなくなってしまった」とか、「昔のような祟りをしても、最近の人はあまり構ってくれなくなってしまった」などというように、はっきり言うと霊的異次元的には、あっちこっちをふらふらと彷徨うような感じで自然界のみならず、私達の家や街の周りのあまり人目につかないような所を探しては、そうした所で良い所があれば、少しでも長く留まろうとしているようなところがあるのです。
こうした存在は、民話や伝承では、様々な名前で、結構事細かく説明されていることが多いのですが、要はここで問題なのは、現在アセンションによる変化というよりも、そうした社会全体の近代化というか、人間生活の大変化によって、そうした陰の世界にいた存在達が、地上の世界の人々の考え方からすると、「普通、こんな所にお化けなんているわけないだろう」と思われるような場所に、いつの間にか、たくさんたむろするような感じで居座っていることがあったりするということなのです。
さて、それでは、こうした場合の解決策についてなのですが、これはおそらく現在も巷の大勢の霊能者のような人の所に「公にはできないし、相談できるような人もいないので、すっかり困ってしまっているのだが、何か変な不気味な感じがするので、何とかできないだろうか?」などというような感じで、そうした困りに困った人たちがたくさん相談に押しかけているのではないかと思われるのですが、細かい話はともかくとして、ここではかなり大雑把な解決策を五つほど述べてみたいと思います。
まず一つめは、これはかなり単純な方法なのですが、こうしたあまりよくわからない霊というか、もののけのようなものは、基本的に動きの止まった場所や時間、つまりあまり人が出入りしない活気のない場所や、深夜の時間帯のようなみんなの寝静まった時間に活動していることが多いので、基本的には、自分の仕事場や家が少し変な雰囲気になってきたと思ったら、こまめに掃除したり、人の出入りを多くしたり、ダンスや体操をして体を動かしたり、活動的な映像や音楽を流したりして、そうした場所を少しアクティブな雰囲気に変えてやる必要があります。
Cecye(セスィエ)
2015年12月30日 9:05 PM, スピリチュアリズム、霊界 / 時間と空間の秘密 / 現在のアセンションの状況